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メジャー2連勝を狙うローズ

ジャスティン・ローズは今週全英オープンの開催されるミュアフィールドにおいて、全米オープンの優勝トロフィーへの名前の刻印をしてもらうようだ。そしてふたつのトロフィーへの刻印をまとめてすることによる特別割引の交渉ができるよう願っている。

ローズがメリオンで獲得した全米オープンの優勝トロフィーとは異なり、全英オープンの覇者に贈られるクラレットジャグは勝者が決まり次第すぐに刻印される伝統がある。

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「彼が全米オープンのトロフィーへの刻印をしてくれるようだから、(全英でも優勝して)ふたついっぺんに刻印をすることで割引をお願いしたいね(笑)」とローズ。トロフィーへの刻印は2004年に父親からその後を継いだ彫刻家のギャリー・ハービーが担う。

「全米オープンと全英オープンの違いは、全英は表彰式で優勝トロフィーを自分の名前入りで渡されることだよ。でも全米オープンの場合、刻印は自分でやらなくてはいけないんだ。だから(今週優勝して)ふたつまとめてのディスカウントができるよう願っているんだ。」

「先月僕はトロフィーをほとんどずっと持ち運んでいた。そうすることで僕の友人や家族、そして12歳の時から僕のことを知ってくれている人たちがトロフィーと一緒に写真を撮ったり、食事をしたりできるからね。そういった彼らとのちょっとした時間がとても特別なものになるんだ。」

過去に全米オープンと全英オープンを同じ年に制した選手が6人しかいないことで、ローズの全英優勝のオッズは高くなっている。

しかし32歳のローズにとってそれは関係ないことだ。彼は過去にそれを成し遂げたボビー・ジョーンズ(2回)、ジーン・サラゼン、ベン・ホーガン、リー・トレビノトム・ワトソン、そしてタイガー・ウッズと肩を並べたいと願っている。

「英国圏の選手にとって全英オープンは他のトーナメントよりも特別な存在だよ」とローズは加えた。

「そして初めてのメジャータイトルを背負ってこの大会に臨めるのは更に特別なことだし、いつもより余計にエキサイティングなことだよ。」

「久しぶりの試合を楽しみにしているよ。僕は自分自身を100%の状態にしてこの大会に臨めるように3週間のオフを取った。」

「そしてそれがうまく行っている。この数週間を家族と過ごし、そして練習場に出たいという意欲が大きくわいたんだ。」

「僕の挑戦は全米オープンに引き戻されることなく、このトーナメントに集中すること。」

ローズにとっての全英での最高順位は1998年の17歳でのアマチュア時代の4位タイだ。その後、彼はプロに転向したが、21戦連続で予選落ちを喫している。

「僕のこれまでの全英での戦績は良いものではない」とローズ。彼は水曜日に全英を2回制しているニック・ファルドと9ホールの練習ラウンドを回った。

「でも実際はそこまで悪いものではないんだ。」

「2009年のターンベリーでの全英では優勝のチャンスがあった。でも最終日に思うようなプレーができなかった。特にパッティングがひどかった(彼はその大会で13位だった)。2002年、僕は3位タイで最終日を迎えた。」

「その時僕はまだ若く、もっとたくさんの経験が必要だった。でも、もし今回同じような状況になったら、僕はそれを楽しめるはずさ。」

「僕はリンクスコースでのプレーが好きだ。アマチュア時代から数多くプレーして来たからね。だからどうプレーすべきかをわかっているんだ。」

「飛距離のデータは、今週はあまり意味をなさないだろう。ここは経験こそがものを言うからね。だから(経験豊富な)僕が今週良いプレーができない理由は見当たらないよ。」

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