ロシアで開催され多くの地元ギャラリーがゴルフに興味を示した（Getty Images）

先週のM2Mロシアンマスターズは、ロシアの人々にゴルフというスポーツを紹介する絶好の機会となった。会場となったツェレボ・ゴルフ＆ポロクラブではヨーロピアンツアー、ライダーカップ・ヨーロピアンディベロップメントトラスト、R＆A、ヨーロッパPGA、そしてロシアPGAによる無料レッスンなどが開催された。

多くの関係団体の協力のお陰で、会場に足を運んだロシアのギャラリーたちは、無料ゴルフレッスンやビデオスイング解析、そして地元ロシアのPGA選手によるクリニック教室を大いに楽しんだ。

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一連のこの取り組みは、プロビジョンゴルフによって運営されている。「あらゆるバックグランド、あらゆる年齢の人々にゴルフを知ってもらう」ことをテーマに掲げ、世界各地でゴルフ競技の啓蒙に当たっている。

世界を巡るこの取り組みをスタートさせた、PGA有資格選手でもあるプロビジョンゴルフのイベントマネジャーのマルコム・レーシー氏は、ロシアの人々のゴルフへの理解、吸収の速さに喜びを表した。

「ここツェレボでの取り組みは大成功だった」と、レーシー氏。「老若男女を問わず、たくさんの人たちにレッスンを行ったが、ゴルフがどういうスポーツなのか、熱心に理解してくれたようだ」。

「無料レッスンを受けた子供たちから、ゴルフ界が勇気づけられる兆候を見ることができたよ。このイベントがきっかけとなって、これまでゴルフを知らなかった彼らが最初のステップを踏み出してくれることを願っているよ。一人でも多くの人々にゴルフを知ってもらいたいし、世界中にゴルフを普及発展させていくことが、この取り組みのミッションだからね」。