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ゴンザレスとウィスバーガーが混戦をリード

ジョニーウォーカー選手権の初日、オーストリアのベルンド・ウィスバーガーとアルゼンチンのリカルド・ゴンザレスが素晴らしいゲーム運びを見せ首位タイで並んだ。

両者は来年ライダーカップの舞台となるセンテナリーコースを7アンダーの「65」でホールアウトし、オーストラリアのブレッド・ランフォード、スペインのイグナシオ・ガリード、タイのトンチャイ・ジェイディ、イングランド勢のオリバー・フィスター、ロス・フィッシャーマーク・フォスターに1打差をつけている。

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昨シーズン、ヨーロピアンツアーで2度優勝を飾ったウィスバーガーは、今シーズンも17大会連続で予選通過と好調を持続したままこの大会を迎え、この初日も3連続バーディでフィニッシュするなど、調子の良さを見せた。

「あまりミスはありませんでした。ここ数週間はドライバーに手を焼いていました。ただ、ティショットからもの凄い正確性を求められるメジャーの後と言うこともあって、ここでは許されるミスにもう少し幅があるように思えます」と27歳のウィスバーガーは語った。

「ここ数日間はドライバーが上手くいっていることに多いに救われましたし、そのおかげでグリーンを狙うショットでは短いクラブを使い、スコアを纏めることができました」。

「ここへ来るにあたり、コースを気に入るであろうと感じていました。この天候、涼しいコンディションの中でプレーすることは私にピッタリで、とてもリラックスして臨めます。先週オフを取りとてもフレッシュな状態で臨めたことも良かったですね」。

43歳のゴンザレスは4度ヨーロピアンツアータイトルを獲得しているが、直近では2009年まで遡る。昨年は一度もトップ10に入ることすらできなかった。

彼の初日のハイライトはロングホールである2番での10フィートのイーグルパット。この他、7つのバーディを奪い、2つのボギーを叩いた。

「ティショットが上手くいきましたし、いくつか良いパットを決めました。これが良いスコアの理由ですね」とゴンザレスは語った。

「このコースは好きですね。目が冴える天候なので、パターやドライバーにより集中することができます」。

オリバー・フィッシャーは首位を三つ巴とする可能性があったが、最終ホールでボギーを叩いてしまった。しかし2年前の「チェコ・オープン」での初優勝以来トップ10に入っていないフィッシャーにとって良いスタートとなったことは間違いない。

24歳のフィッシャーは、最新のメジャー王者とラウンドした「全英オープン」での経験を活かしている。

ジェイソン・ダフナーはオークヒルでの「全米プロゴルフ選手権」で優勝を果たす前、ミュアフィールドでの「全英オープン」最終日を「67」で終えた。同様にこの日を「68」でラウンドしたフィッシャーも、残りのシーズンに向けて同じような効果を期待している。

「最終日をジェイソンとプレーしました。確か、彼は4アンダーでラウンドし、私は3アンダーで回ったので、そんなに大きな差はありませんでした」とフィッシャーは語った。「彼はブリヂストンで2位となったあと全米プロを制しましたが、その戦い振りを家のテレビで見ていました。シーズンやキャリアそのものを大きく変えるためのプレーの違いというのは、そんなに大きなことではないのです」。

「信じ続け、忍耐強くプレーします。そうすれば思い通りにプレーができ、結果となって返ってくると思います」。

イタリアのライダーカップ代表フランチェスコ・モリナリは初日を3アンダーの「69」でラウンド。一方、昨年覇者のポール・ローリー(スコットランド)は上がり3ホールで2つバーディを奪い1打後方の14位タイにつけている。

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