マレーシアで新しい地平を切り開くアフィバーンラト
2014年 メイバンク・マレーシアオープン
期間:04/17〜04/20 場所:クアラルンプールG&CC(マレーシア)
最高の調子を取り戻したと感じるウェストウッド
「メイバンク・マレーシアオープン」を翌日に控え、先週の「マスターズ」で7位に入ったことにより自信を取り戻したリー・ウェストウッドは気焔を上げた。
オーガスタナショナルで今季最高のパフォーマンスを披露したウェストウッドは、長旅と12時間の時差にもかかわらず、クアラルンプールGCにて好調を持続させることに自信を覗かせた。
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「自分のゴルフが上手く行っている」と40歳のウェストウッド。「6週間ほど前から新しいコーチのマイク・ウォーカーと取り組んでいるんだ」。
「大分良くボールが打てるようになってきた。コントロールが断然良くなったね。ドライバーがもっと真っ直ぐ打てるようになったし、距離感のコントロールも戻ってきた。アイアンショットもピンに寄せられるようになったし、手応えは日増しに強まっているよ」。
ウェストウッドは「マレーシアオープン」がヨーロピアンツアーとアジアンツアーの共催大会となる2年前の1997年に同大会を制している。
「最後にマレーシアでプレーしてから7年になるけれど、戻って来られてもちろん嬉しいよ」とイングランド人のウェストウッド。彼はプロ通算40勝のうち12勝をアジアで挙げている。「クアラルンプールが非常に楽しい街で、ここの人々がとても親切であることを危うく忘れかけるところだった」。
「奇妙なことに、1997年のことよりも1998年のことの方をよく覚えているんだ。ディフェンディングチャンピオンとして大会に臨み、プレーオフで敗れた。ドライバーで打ったティショットを木に打ち込んでしまったんだ」。
「ただ、あの(1997年の)勝利は僕にとってプロになってから3勝目のものだったので、とても重要だったんだ。あれで勝ち癖がついて、上手く軌道に乗れたからね。僕にとって良いプラットフォームだった」。
「アジアでは多くの成功を収めてきたけれど、理由は分からないんだ。芝生(の違い)かもしれないし、暑さかもしれない。とにかく僕はここで良いプレーをする傾向にあるし、それを楽しんでいるんだ」。
クアラルンプールGCについてウェストウッドは、「始めて見たけれどすごく感銘を受けたね。話をしていた人が、これまでで最高のコンディションに仕上がっていると言っていたから、良い1週間になるだろうね」。
「この地域ではよく雨が降るから、できるだけ飛距離を稼ごうとするような展開になるかもしれないね。ここでは余りランがでないからね。ただ、グリーンの硬さには驚いたよ。グリーンは良いデザインだ。そんなに余分なスペースがないから、ショットをかなり戦略的に打って行かなければならないね」。