スペインでのタイトル防衛に臨むジャクリン
2014年 スペインオープン
期間:05/15〜05/18 場所:PGAカタルーニャリゾート(スペイン)
「スペインオープン」予選ラウンドの組み合わせが決定
2014/05/14 10:41
今週木曜にジローナで戦いの火蓋が切られる「スペインオープン」は、1953年以来となるタイトル防衛の成功を目指す前回王者のラファエル・ジャクリンが、地元スペイン勢で優勝候補筆頭の世界7位、セルヒオ・ガルシアと、今季アブダビで勝利を収めたパブロ・ララサバルと同組で予選ラウンドを回ることが決定した。
ヨーロピアンツアー・デスティネーションの1つであるPGAカタルーニャリゾートでは、同コースで3回目の開催となる第89回「スペインオープン」開催の準備が整う中、フランスのラファエル・ジャクリンはこの歴史的な大会で1952年から1953年にかけて連覇を達成したマーク・フォークナーの足跡を辿るべく、今大会に臨むことになる。
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1972年にこの大会がヨーロピアンツアーの国際スケジュールに組み込まれてからは、未だ連覇を達成した選手は現れていない。
その連覇を狙うジャクリンは、共に2014年のヨーロピアンツアーで優勝を果たしているララサバル、そして米PGAツアーの「プレーヤーズ選手権」で3位に入り意気軒昂にこのスペイン北部のコースに乗り込むガルシアの2人と予選ラウンドの2日間をプレーすることになった(初日のティタイムは8時20分)。
15年前、オープン直後のPGAカタルーニャで初めて開催されたビッグイベントとなった「スバル・サラゼン世界オープン」を制したデンマークのトーマス・ビヨーンは、「ハッサンIIゴルフトロフィー」王者のアレハンドロ・カニサレスと飛ばし屋のアルバロ・キロスという2人のスペイン人選手と共に、朝8時10分に魅力的なスタジアムコースの10番ホールからスタートする。
前回「スペインオープン」がPGAカタルーニャで開催された2009年にトロフィーを掲げたフランスの人気選手、トーマス・レベは、朝8時10分のティタイムで、今季ヨーロピアンツアー優勝を果たしているロス・フィッシャーと、昨季旋風を巻き起こした米国のピーター・ユーラインと共にジローナの青々としたフェアウェイに打って出る。
一方、今大会に出場するスペイン人選手で公式世界ゴルフランキングトップ65以内に入っている4人のうちの1人である、同ランク50位のゴンサロ・フェルナンデス・カスターニョは、午後のラウンドとなり、午後1時10分のティタイムで、ヨーロピアンツアー4勝のマッテオ・マナッセロとベルギーのニコラス・コルサーツと共に初日をラウンドすることになった。
その直後の組には、「スペインオープン」27回目の出場にして初勝利を狙うミゲル・アンヘル・ヒメネスが控えており、彼はオランダのジュースト・ルイテン、そしてかつて「ライダーカップ」でチームメートだったフランチェスコ・モリナリと共に木曜は午後1時20分にティオフする。
出場選手中、直近でここPGAカタルーニャでの大会を制したのはカルロス・デル・モラルであり、2013年にこの地で開催されたQスクール最終戦で勝利して今季ヨーロピアンツアーのシード権を掴んだデル・モラルは午後2時15分にティオフする。