今週ドイツで開催される「BMWインターナショナル・オープン」は選手たちがゴルフ以外の腕前を競う刺激的なオープニングで幕を開ける。

2013年シーズンに素晴らしい活躍を見せたヘンリック・ステンソン、地元で人気のマルセル・シーム、米国のレジェンド、ジョン・デーリー、スペインの人気選手セルヒオ・ガルシアとミゲル・アンヘル・ヒメネス、そして新星ビクトル・ドュビッソンらが大会に先立ち、ニアピンコンテストを含む娯楽性に富んだ短いトーナメントに出場する。

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中でも興味深いのは、グランドスタンドなど18番のグリーン回りの色々な場所からチップインを狙うコンテストで、ケルンのファンはスター選手のプレーを間近で見る機会に恵まれることになる。

また、折しもサッカーワールドカップがブラジルで開催されており、トップゴルファーたちの多くもサッカーファンとあって、今回参加するプロ選手たちはサッカーとゴルフが組み合わさった競技でこれまでとは違ったボールさばきを披露することになる。

それぞれ自国の代表チームのサッカーユニフォームに身を包んだ選手たちは、18番グリーンに特設された大きいホールに向かってサッカーボールを蹴り、できるだけ少ないキック数でカップインを目指すのである。

サッカーファンであれば1チームが11人で構成されるのは誰でも知っていることだ。しかし、今回の“サッカーゴルフ”はステンソン、シーム、ガルシア、デーリー、そしてドュビッソンに加え、GCゲートレーシェンホフで初めて「BMWインターナショナル・オープン」が開催された際の王者であるダニー・ウィレット（イングランド）、「ライダーカップ」のヒーローであるフランチェスコ・モリナリ（イタリア）とニコラス・コルサーツ（ベルギー）、オーストリアBMWゴルフ親善大使を務めるベルント・ウィスバーガー、そしてトービヨン・オルセン（デンマーク）とリカルド・サントス（ポルトガル）の11人で争われる競技となっている。