J.ルイテンが首位発進 「ライダーカップ」メンバーは静かなスタート
2014年 ISPSハンダ・ウェールズ・オープン
期間:09/18〜09/21 場所:ケルティックマナー・リゾート(ウェールズ)
コルサーツ、悔しさをバネに好スタート
ニコラス・コルサーツは「ISPSハンダ・ウェールズオープン」で2位タイの好位置につけたが、グレンイーグルスで開催される「ライダーカップ」2度目の出場を逃し、この欧米決戦でプレーするプレーヤーに対して対抗心を抱いているようだ。
コルサーツは、ケルティックマナーリゾートで行われた初日に5アンダー「66」をマーク。「ライダーカップ」に出場するジェイミー・ドナルドソンは「70」、リー・ウェストウッドは「73」で回った。
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遅いスタートだったスティーブン・ギャラハーとトーマス・ビヨーンを含めた4人は、欧州チームのポール・マギンリー主将と水曜夜にディナーをともにした。コルサーツは呼ばれなかったが、ディナーには気付いていた。
「彼らがディナーを共にした姿を見たよ。僕もその場にいられたらと思った」と、ウェストウッドと組んだ2年前の「ライダーカップ」のフォーボールマッチで1イーグル、8バーディをマークしていたコルサーツ。
「(「ライダーカップ」は)僕が参加できない彼らの冒険だ。一度プレーしたら、また出たいと思う大会なんだよ」。
この日のコルサーツは、7ホール(11番スタート)を終えて1オーバーだったが、613ヤードの18番パー5で、欧州ツアー記録となる447ydを飛ばし、ギャップウェッジでグリーンを捉えイーグルを奪取した。
「(ティショットは)右に飛び過ぎたと思ったけど、下り傾斜とフォローの風に乗ってフェアウェイを転がったようだね」とコルサーツ。「条件が揃えば、みんな飛ばせるよ」。
31歳でベルギー出身のコルサーツは、その後、1番、2番、5番、7番でバーディを獲り、一時は、南アフリカのジャスティン・ウォルターズ、ロバート・ロック、サム・ウォーカーに1打差のトップに立った。
一方、前回のトップ10入りが7カ月前のドバイでの大会だったロックは、ショートゲームが復調したことを喜んだ。
「先月から良いプレーができるようになった。それまでは、本当に酷かったんだ」。
「ティショットは良かったのに、それによるチャンスを無駄にしてきた。アイアンは、この2週間くらい良い感じだね。パットもミスしていたけど、2週間ほど良いから、この調子をキープしたい」。
また、昨年グレンイーグルスで行われた「ジョニーウォーカー選手権 at グレンイーグルス」で優勝した、コルサーツと同組のトミー・フリートウッドとアイルランドのシェーン・ローリー、英国のスティーブ・ウェブスター、ポルトガルのリカルド・サントスはトップと3打差の7位タイからのスタートとなった。
欧州チームのマギンリー主将は、「ライダーカップ」の出場選手が、この大会でプレーすることを見込み、グレンイーグルスとセットアップを似たものにするように依頼したようで、フリートウッドはこれに対し「パー5は、グレンイーグルスの方が簡単。それ以外は、似ているね」。
「僕の好きなコースだし楽しんでいるよ。僕に合っているね。グレンイーグルスにもう少し似たところがあれば最高だね」。
午後スタート組で良いプレーを見せたのは、2012年の大会覇者であるトンチャイ・ジェイディー。この日は前半を「32」で折り返すと、10番で1つスコアを落としたが、11番と12番でバーディ奪取。一時は、コルサーツと共に5アンダーまで伸ばしていた(3アンダー7位タイでホールアウト)。
そして、「ライダーカップ」メンバーのビヨーンは、13番まで同組のギャラハーに4打差をつけ1オーバーでプレー。その後は15番、18番をバーディとしイーブンパー44位につけた。ギャラハーは7オーバー「77」で135位タイと大きく出遅れた。
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