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2014年 ネッドバンクゴルフチャレンジ
期間:12/04〜12/07 場所:ゲーリー・プレーヤーCC(南アフリカ)

ウィレットが首位のドナルドに肉薄

サンシティのゲーリー・プレーヤーCCで開催されている「ネッドバンクゴルフチャレンジ」は、最終日を首位で迎えるルーク・ドナルドダニー・ウィレットがプレッシャーをかける展開となっている。

かつての世界ナンバーワンであるドナルドは3日目を3アンダーの「69」でラウンドし、通算13アンダーとしてウィレットに1打差をつけ、2012年以来となる欧州ツアーでの優勝に一番近い位置につけている。

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日曜日に37歳の誕生日を迎えるドナルドは、「スコアには満足している。バックナインではもう少しソリッドにプレーすることができたかもしれないけれど、でも正直なところ、このコースを『69』で回り、首位を保つというのはゲームプランそのものだったんだ、良いスコアを出して、明日へ向け首位の座をキープできればと考えていたわけだからね」と述べた。

「それができたし、とても落ち着いてプレーできたね。それにバーディでフィニッシュできたのも良かった」。

彼はもう少しリードを広げるチャンスもあったが、初日の6番ホール以来となるボギーを13番で叩き、さらに17番でもボギーを叩いてしまい、この日一番のスコアとなる7アンダーの「65」を出した同胞のウィレットに追い上げを許す格好となった。

ドナルド同様、27歳のウィレットも444ヤードのパー4の13番で木曜以来のボギーを叩いている。

9つのバーディを奪った金曜のラウンドほどの出来ではなかったが、ドナルドは4番、7番、9番、そして10番でバーディを奪い、一時は後続との差を4打まで広げることに成功した。

しかしながら、ウィレットがバックナインに入っても、なおチャージし続けたため、その差は消滅することとなった。

ウィレットは11番で3ホール連続となるバーディを奪うと、13番ではドナルドとともにボギーを叩きながらも続く14番でバーディ奪取に成功した。

するとウィレットはパー3の16番でバーディを奪い、首位との差を1ストロークまで縮めた。

17番ではバーディパットを沈めることができなかったウィレットだったが、ドナルドがパーセーブに失敗したため、両者が通算12アンダーで首位を分け合う展開となった。

しかし、かつての「ライダーカップ」のスター選手であるドナルドは、18番でバーディを奪う底力を見せ、僅差ながら単独首位で日曜日を迎えることとなった。

「また(優勝を争う)この位置につけていることに興奮を覚えるよ。僕らがハードワークし、練習する理由はこれに尽きるわけだからね。明日の挑戦へ向け胸が躍るね」とドナルド。

「同胞の選手たちとのプレーはいいものだし、明日は楽しいラウンドになるだろう」。

ウィレットは、「練習レンジで良い感じでスイングできていて、そのまま出だしの数ホールは快調に行き、比較的簡単にバーディを奪うことができたから、そのまま攻め続けたんだ。ためらうことなくプッシュし続けることができ、力強くラウンドを締め括ることができたね」と述べた。

4バーディ、2ボギーと2日連続の「70」でラウンドしたロス・フィッシャーも首位から3打差で優勝争いに踏みとどまっている。

34歳のフィッシャーは、「明日は大きな一日になるね。僕はただ、この3日間と同じプレー、そして初日と同じようなパットができればいいだけなんだ」と述べた。

「それさえできれば、優勝のチャンスはあると思う」。

リーダーボードの上位を占める3人のイングランド人選手に続くのは通算5アンダーのマルセル・シームであり、さらにその1打後方には、地元南アフリカのルイ・ウーストハイゼンとタイのトンチャイ・ジェイディーがつけている。

ジェイディーは本日一番のショットとなるモンスター級のパットを4番で決め、この日は3つのバーディを奪って通算4アンダーで最終日を迎える。

木曜日に2015年シーズン最初のショットを放ったスペインのミゲル・アンヘル・ヒメネスは、3人で形成される通算3アンダーの集団につけている。

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