世界のトップ5狙うパトリック・リード 「3週で2勝」へ3打差
2015年 オメガドバイデザートクラシック
期間:01/29〜02/01 場所:エミレーツGC(UAE)
ドバイ再訪を確約するマキロイ
驚異的な一年を送り、その勢いを2015年も持続させたいと考えているロリー・マキロイが、1月29日から2月1日にかけてエミレーツGCで開催される「オメガドバイデザートクラシック」で有力選手ぞろいのフィールドの主役を飾ることになる。
大会9回目の出場となる世界ナンバーワンのマキロイは、前回王者のスティーブン・ギャラハー、世界2位のヘンリック・ステンソン、セルヒオ・ガルシア、マルティン・カイマー、グレーム・マクドウェル、そしてリー・ウェストウッドといった欧州銀河系スター選手たちとともに、2009年にプロとして初勝利を挙げた地への再訪を果たす。
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昨年は年間獲得賞金リストで欧州と米国の両方でトップに立ち、大西洋の両側で年間最優秀選手に輝いたマキロイ。北アイルランド出身のマキロイは昨年、「全英オープン」と「全米プロゴルフ選手権」を制し、グレンイーグルスでの「ライダーカップ」では欧州代表としてプレーして16.5対11.5で米国代表を下すなど、忘れ難きシーズンを大いに謳歌した。
マキロイの世界のスターダムへ向けた重要な旅路は、2009年の「オメガドバイデザートクラシック」から始まった。彼は19歳で同大会を制覇し、ツアー史上7番目の若さで欧州ツアー初勝利を挙げたのである。
「ドバイには素晴らしい思い出があるし、何年にもわたって成功を楽しんできたゴルフコースへの再訪を果たすのは楽しいことだね」とアルスター出身の25歳は語った。マキロイは17歳のときにアマチュアとして出場した2007年の「オメガドバイデザートクラシック」で、初めて欧州ツアーでの予選突破を果たしている。
「ドバイでプロ初優勝を果たせて嬉しかった。両親もいたし、あれは決して忘れることのない特別なひとときだったね。あの勝利は本当の意味で成功への踏み石となったし、あれ以来、僕とドバイの関係は強いものになったんだ」とメジャー4勝のマキロイ。
「考えてみれば、僕の年齢よりもこの大会の歴史の方が古いというのも、その関係の強さの証しと言えるね」。マキロイの「オメガドバイデザートクラシック」でのベストスコアは2014年に記録した「63」であり、これは南アフリカのアーニー・エルスの持つコースレコードにわずかに2打及ばない記録だ。
「この大会はいつもとんでもないフィールドがそろっているし、ゴルフコースは素晴らしいコンディションにあるからね。もちろん、またこの大会で勝ちたいと思っているよ」。ツアー21勝を誇るマキロイは欧州ツアーと米PGAツアーでそれぞれ9勝を挙げている。
ゴルフ・イン・ドバイの副会長であり最高経営責任者でもあるモハメド・ジュマ・ブアマイム氏は、「我々は傑出した選手たちを歓迎することに喜びを感じていますし、こうしたビッグネームがドバイで勝利を懸けて戦うわけですから、メジャーさながらの熱気が醸し出されることになるでしょう」と述べた。
「我々は2006年にアマチュアとしてこの大会に初出場する彼(マキロイ)の姿を見ましたが、今回は初めて世界ナンバーワンとしてこの大会でティアップするのです。彼の信じられない旅路は、大会の歴史に決して消えることのない足跡を残しくれました」
「彼の名は、もはやドバイのゴルフ風景と同義と言え、私は彼の存在により、この大会に独自の熱気が放出され、ファンを惹き付けるであろうことを確信しています。私は彼の幸運を祈っていますし、彼が将来、さらなる成功を収めることを願っています」