ウェストウッドが連覇へ首位発進 川村昌弘は103位出遅れ
2015年 メイバンク・マレーシアオープン
期間:02/05〜02/08 場所:クアラルンプールG&CC(マレーシア)
完璧なパフォーマンスを求めるジェイディー
タイのトンチャイ・ジェイディーは、今週開催される「メイバンクマレーシアオープン」で大会3勝目を飾るには、少なくとも完璧なるパフォーマンスを発揮する必要があると確信している。
45歳のジェイディーは、ヨーロピアンツアーで挙げた初めの2勝を、この大会の開催地がまだ現在のクアラルンプールG&CCへ移る前のサウジャナで、2連覇で果たしている。
「『メイバンクマレーシアオープン』は10年目になり、これまで成功を収めてきましたし、今年は更に質の高い大会になりました」とジェイディー。彼が今大会で勝利を飾るには、かつての世界ナンバーワンであり前回王者のリー・ウェストウッド、かつての「レース・トゥ・ドバイ」王者であるロバート・カールソン、そしてメジャー王者のグレーム・マクドウェルとY.E.ヤンといった面々を上回らなくてはならない。
「メイバンクマレーシアオープン」はヨーロピアンツアーとアジアンツアーが初めて共催した大会であり、今年で17年目(メイバンクが冠スポンサーとなってからは10年目)を迎える。この大会について、直近のヨーロピアンツアーでの勝利を、昨年スウェーデンで飾っている同ツアー通算6勝のジェイディーは、有力選手が揃うこうした質の高いフィールドは、アジアのゴルフにとって素晴らしいことであると確信している。
ジェイディーは出場したデザート・スイングの2戦ではそれぞれ23位と35位に入り、ソリッドな手応えを掴んでいるため、この大会で優勝するチャンスも十分にあると感じている。
「(フィールドの質が高いのは)アジアの選手にとっても良いこと。欧州の強い選手たちとプレーすることで、より自信を深めることができるし、それこそが重要なことなんだ」とジェイディー。
「アジア(のゴルフ界)にとって良いことだと思うし、アジアの選手には絶好のチャンス。毎年、アジアの選手の名がリーダーボードの上位にいるからね」
「今年のコースは昨年よりもタフですね。ここ2週間、カタールとドバイではとても良い感じでプレーできたし、昨日のプロアマでもプレーしており自信はある。ショットはうまく打てているし、パットもいい」
「大会を制覇したいのであれば、このコースでは、全てが完璧でなければならないと思うよ」