ダレン・クラークが2016年ライダーカップの欧州主将に
2015年 ヨハネスブルグオープン
期間:02/26〜03/01 場所:ロイヤルヨハネスブルグ&ケンジントンGC東C
全英のチャンスを歓迎するクッツェー
ディフェンディングチャンピオンのジョージ・クッツェーは、今週南アフリカで開催される「ヨハネスブルグオープン」では、セントアンドリュースで開催される第144回「全英オープン」へ向けた多大なチャンスが多くの選手に与えられると確信している。
この大会でトップ10入りした選手のうち、まだ「全英オープン」の出場権を獲得していない上位3人に、7月16日から19日にかけてゴルフの聖地で開催される「全英オープン」の出場権が与えられる。
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今週、ロイヤルヨハネスブルグ&ケンジントンGCで開催される「ヨハネスブルグオープン」は、11月に開催された「エミレーツ・オーストラリアオープン」、12月に開催された「タイゴルフ選手権」に続く、2015年の全英予選会シリーズ3戦目にあたる。
昨年の「ヨハネスブルグオープン」で欧州ツアー初優勝を果たしたクッツェーは、この大会で用意された3枠ある「全英オープン」出場権の一つを確保し、残り2枠に南アフリカの同胞、ジャスティス・ウォルタースと韓国のジョン・ジンが入った。
プレトリア出身で28歳のクッツェーは昨年、ロイヤルリバプールで開催された「全英オープン」に4年連続出場を果たし、18位タイに入った。このため、クッツェーは、セントアンドリュースで開催される今年の「全英オープン」の出場権は既に獲得している。
「昨年は『ヨハネスブルグオープン』で『全英オープン』の出場権を勝ち取ることができて本当に嬉しかった。あれは素敵なボーナスだったね。欧州ツアーの大会で、多くの選手たちに(全英の)出場権獲得のチャンスを与えるのは素晴らしいアイデアだと思うし、メジャー行きをかけてプレーできるのだから、それだけ選手たちにとってプレーする意味も大きくなるわけだよ」
「『全英オープン』でのプレーは素晴らしい経験だし、ホイレークではギャラリーからものすごい声援をもらったんだ。トップ20に入ることができて嬉しかったし、今年へ向け自信にもなった。僕にとって初めてとなるセントアンドリュースでの『全英』でプレーするのを楽しみにしているし、あそこの素敵な雰囲気を味わうのも楽しみだね」。
2011年の「全英オープン」王者であり16年の「ライダーカップ」欧州代表チームのキャプテンに任命されたダレン・クラーク、欧州ツアー2勝のエドアルド・モリナリ、南アフリカのトーマス・エイケンも既に「全英オープン」の出場権を手にしている。
今大会で「全英オープン」の出場権獲得を目指すのは、先月の「南アフリカオープン」で優勝したイングランドのアンディ・サリバン、今月初頭の「オメガドバイデザートクラシック」で「全英」防衛を目指すロリー・マキロイに次いで2位に入ったスウェーデンのアレックス・ノレン、欧州ツアー4勝のグレゴリー・ボーディといった面々だ。かつての「ヨハネスブルグオープン」王者であるリチャード・スターン、昨年この大会で「全英」出場権を手にしたウォルタースもセントアンドリュース行きの切符を狙っている。
加えて「全英アマチュゴルフ選手権」王者であり、昨年はロイヤルリバプールでの「全英オープン」にも出場しているブラッドリー・ニールも、今大会の出場者リストに名を連ねている。
全英予選会シリーズでは既に7人の選手が、今年の出場権を手にしている。「エミレーツ・オーストラリアオープン」で出場権を勝ち取ったロドニー・パンプリング、ブレット・ラムフォード、グレッグ・チャルマース、「タイゴルフ選手権」で出場権を勝ち取ったマーカス・フレイザー、スコット・ヘンド、ジョナサン・ムーア、アニルバン・ラヒリだ。
サンシャインツアーと欧州ツアーが共催する「ヨハネスブルグオープン」はロイヤルヨハネスブルグ&ケンジントンGCの東コースと西コースを使用して開催され、出場する210人の選手は、予選の2日間で両コースをラウンドし、決勝ラウンドの2日間は東コースをラウンドする。