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2015年 ヨハネスブルグオープン
期間:02/26〜03/01 場所:ロイヤルヨハネスブルグ&ケンジントンGC東C

クッツェーが首位で大会を折り返す

「ヨハネスブルグオープン」は2日目を終え、南アフリカのワリー・クッツェーが1打差の首位に立ち、地元南アフリカ勢がこれまでの素晴らしい記録を継続させる勢いを見せている。

昨年、今大会を共催するサンシャインツアーのザンビアで開催された大会で17年振りの勝利を飾った42歳のクッツェーは、ロイヤルヨハネスブルグ&ケンジントンGCの東コースを「66」でラウンドした初日に続き、2日目は西コースを6アンダーの「65」でラウンドし、通算12アンダーとして首位で大会を折り返した。

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この大会は過去5年間にわたり南アフリカ人選手が優勝している。過去8年間では、地元勢が6度の優勝を果たしている。今大会も勢いに乗る南アフリカ勢は、首位のクッツェーを筆頭に、1打差の2位タイにはガース・マルロイとティジャート・バンデルウォルトがつけている。イングランドのサイモン・ダイソンが上位を占める南アフリカ勢の一角を崩し、2位タイで大会を折り返すこととなった。

「僕には一日を通してカメラがついていなかったので、とても静かだった」とクッツェー。5バーディ、1ボギー、15番ではイーグルを奪う2日目のラウンドとなった。「7番では唯一馬鹿げたボギーを叩いたけれど、とてもラウンドを楽しめたよ」。

「いくつかピンポジションが厳しいホールがあったので、グリーン中央を狙うようにした。そこまで攻めにいかず、落ち着いてプレーしたのだけど、それが奏功したね」

「これはマラソンであり、短距離走じゃないんだ。少し速力を緩めないとね、ずっと全力で走り通せるわけじゃないのだから。日曜のバックナインでは突っ走るけれどね」

「ただ、今のところは、堅調にパーを重ね、充電を100パーセントの状態にしておけるかどうかの問題なんだ。それを続け、加速させなければいけないときのために備えておかないといけないんだ」

「先頭に立つ意味は大きいけれど、明日はまたイーブンな状態から始めるようにするよ。ベストを尽くすだけさ。週末を楽しみにしているし、どうなるかも楽しみだね」

4年振りの欧州ツアー制覇を狙うダイソンは、西コースを「65」でラウンドした初日に続き、2日目は東コースを5アンダーの「67」でラウンドし、優勝争いに絡んできた。出場選手210人は始めの2日間で東西両コースをラウンドし、週末の36ホールは、よりタフな東コースが戦いの舞台となる。

欧州ツアー6勝のダイソンは10ホール目までに5つのバーディを奪い、12番ではこの日唯一のボギーを叩くも、17番では4.5メートルのバーディパットを沈めた。

「昨日ほど良いプレーではなかったけれど、スコアを良くまとめることができたね」とダイソン。「フロントナインでは4つのバーディを奪い、パー5でもバーディを奪った。ドライバーがしっかりと飛べば、全てバーディチャンスの芽が出て来るんだ」。

「運もあったね。10番はついていた。ドライバーをプッシュしてしまったのだけど、どうにか2打目を打つことができ、そこからピンそば1メートルにつけてバーディを奪ったんだ。あれはボーナスだったね。良い一日だったし、このスコアには満足だ」

「最後に勝ってからもうすいぶんと久しいね。そこそこのプレーはできていたのだけど、シーズンの頭にアイアンを変え、それが高くついてしまった。どれくらい飛ぶのか見当がつかないんだよ。今週から古いセットに戻したのだけど、いきなりピンハイに打てるようになったんだ。これがとてつもない違いとなっているね」

5バーディを奪ったマルロイは「68」で2日目をラウンドし、一方、一日の大半を首位で過ごしたバンデルウォルトは17番と18番でガードバンカーからのパーセーブに失敗し、2日目のスコアを「69」としている。

クッツェーは上位6人のなかでは唯一2日目に西コースをラウンドした選手であり、5位タイには通算10アンダーでニコラス・ファスとアンソニー・ウォールがつけている。

2011年以来トップ10入りを果たせていないスウェーデンのファスは、18番で2メートルのイーグルパットを決めており、この大会で3枠用意された「全英オープン」の出場権を目指して週末に臨むことになる。彼はロイヤルリザムで開催された2001年の「全英」では、デビッド・デュバルに次ぐ2位に入っている。

ファスの同胞、アレックス・ノレンはこの日の西コースのベストスコアとなる、ノーボギーの8アンダー、「63」を叩き出し、通算9アンダーとして7位タイにつけている。

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