大陸から遠く離れて…モーリシャスでの新規大会に川村昌弘が挑む
2015年 アフラシアバンク・モーリシャスオープン
期間:05/07〜05/10 場所:ヘリテージGC(モーリシャス)
美しきモーリシャスで3ツアー共催大会が開幕
今週のヨーロピアンツアーは第1回「アフラシアバンク・モーリシャスオープン」開催のため、インド洋へと向かうことになる。これはヨーロピアンツアー、アジアンツアー、そしてサンシャインツアーの3ツアーが共催する史上初の大会となる。
フィールドにはヨーロピアンツアー15勝を誇るデンマークのトーマス・ビヨーン、そして今季ヨーロピアンツアーで勝利を挙げているタイのキラデク・アフィバーンラトと南アフリカのジョージ・クッツェーが名を連ねている。
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今年3月の「ツワネオープン」で母国優勝を飾り、ヨーロピアンツアー2勝目を挙げたクッツェーは、先週の「WGCキャデラックマッチプレー」で4週間ぶりに大会への復帰を果たした。一方、先月の「深センインターナショナル」で優勝したアフィバーンラトは「レース・トゥ・ドバイ」のランキングを9位として今週の大会に臨むことになる。
ビヨーンの直近のツアー優勝は隣国南アフリカで挙げた昨年のものであり、今大会には「ライダーカップ」に出場したビヨーンと共にデンマークからは同胞のトービヨン・オルセンとソレン・ハンセンがヘリテージGCへとやって来る。
2015年は手の負傷により4大会の出場に留まっているオルセンは、その怪我も癒え、2月以来となる大会への復帰を果たす。昨シーズン終盤の「ISPSハンダ・パース・インターナショナル」でヨーロピアンツアー2勝目を飾ったオルセンは、その時の調子を取り戻すべく復帰戦に臨むことになる。
今大会は初めての3ツアーによる共催大会とあって、賞金総額はこれまでモーリシャスで開催されたスポーツイベントとしては史上最高額となる100万ユーロ。132人で構成されるフィールドの内訳は、3ツアーからそれぞれ40選手ずつ、そして大会の招待選手12人となっている。