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2016年 ツワネオープン
期間:02/11〜02/14 場所:プレトリアCC(南アフリカ)

「ツワネオープン」の舞台、プレトリアCCの攻略法

今週、南アフリカで開催される「ツワネオープン」。プレトリアCCが大会の舞台となるのは今年で2度目。今大会では同コースをホームコースとするジョージ・クッツェーがタイトル防衛に挑む。シーズン序盤に数ある南アフリカ開催の大会では最終戦。今大会を前に、2015年大会を振り返り、このコースで成功を収める秘訣を探ってみた。

フロントナインのプレーの仕方

プレトリアCCのフロントナインについて持論を持っている選手は何人かいるかもしれない。同じラウンド中にフロントナインでイーグルとホールインワンを達成した選手とは、かなり限定されることになる。何しろ、モルテン・オラム・マドセンただ一人なのだから。

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デンマーク出身のマドセンは初日のラウンドで、この他に2バーディ、1ボギーを記録した。ギャラリーが思い起こすのは8番ホールで彼が達成したホールインワンである。マドセンは135ヤードのパー3で自身初のヨーロピアンツアーでのホールインワンを記録すると、続く549ヤードのパー5でイーグルを奪った。

バックナインのプレーの仕方

どの大会であれ、上がり9ホールで6つのバーディを奪うのは骨が折れるものである。オッキー・ストライダムに訊いてみるといい。地元南アフリカ出身の彼は、昨年大会初日に黙々と仕事をこなし、「66」を記録した。これにはバックナインでの目を見張るパフォーマンスが大きく物を言った。

10番と11番でバーディを奪ったストライダムは、468ヤード、パー4の13番でもバーディを奪った。14番こそボギーとするも、続く15番から3連続バーディを奪って、速やかにバウンスバックを果たした彼は、4日間を通じて、バックナインで最も多くのバーディを奪った選手となった。昨年の大会を23位タイで終えたストライダムは、今年もプレトリアへ帰ってくる。

グリーン回りのプレーの仕方

ダレン・クラークは、昨年、2日目のラウンドで、2打目でグリーンを捉えられなくても良いスコアを出すのは可能であることを証明した。2016年の「ライダーカップ」で欧州代表のキャプテンを務めるクラークは、パー5の9番でグリーン脇からチップショットを放った。ラインに乗ったボールは縁を回りながらホールに吸い込まれ、価値あるイーグルとなった。

そして北アイルランド出身のクラークは、次のホールでも再び鮮やかなチッピングの腕前を披露した。クラークはチップショットでグリーンに乗せると、右へと切れるスライスのラインを見事に読み切り、ボールはホールへと向かった。ボールはホールの縁で一瞬止まりかけるも、そのまま入り、クラークはその日3つ目のバーディを記録した。

コースレコードの出し方

ジャック・ブラウは昨年の大会でヨーロピアンツアー初優勝を逃しはしたものの、最終日を「61」で回るこの上ないパフォーマンスを見せた。このスコアにより、彼は結果的に優勝したジョージ・クッツェーに限りなく近いところまで迫っただけでなく、コースレコードのジョイントホルダーとなった。

最終日を9アンダーでラウンドしたブラウは、殆どミスを犯すことなくボギーフリーのラウンドを完遂。とりわけ、フロントナイン終盤の4連続バーディは圧巻であり、前半はこの他に2番でバーディを奪った。バックナインでは2連続バーディを2度繰り返したブラウ。結局、クッツェーには1打及ばなかったが、大会の歴史の1ページに彼の名が刻まれたことに疑いの余地はない。

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