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2016年 第100回フランスオープン
期間:06/30〜07/03 場所:ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)

ビェルレガードがフランスで僅差の単独首位発進

第100回「フランスオープン」はルーカス・ビェルレガードが1打差の単独首位で2日目を迎える展開となったが、彼の背後にはディフェンディングチャンピオンのベルント・ヴィースベルガーが迫っている。

直近の10大会では予選通過がわずか3回に留まっていたデンマークのビェルレガードだったが、2018年の「ライダーカップ」の舞台であるル・ゴルフ・ナショナルにエリート選手たちの集まる大会でにわかに復調を果たした。

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ビェルレガードは2番で今季ツアー26個目のホールインワンを達成するなど、初日を5アンダーの「66」でラウンドすると、日差しのなかに時折雨のぱらついたパリで彼を捉える選手は現れなかった。

しかしながら、ヨーロピアンツアー初優勝を狙う彼の背後には、ヴィースベルガー、トンチャイ・ジェイディー、そしてトーマス・ピータースと、3人合わせてツアー12勝の猛者らが1打差で迫っている。

トランジットでクラブ一式を紛失したビェルレガードは、新品のクラブでプレーするも、その影響を全く感じさせないプレーを披露し、2番ホールでは202ヤードを7番アイアンの一振りで(エースを決め)ホールアウトした。

その後の4ホールを3バーディ、1ボギーとしたビェルレガードは前半を「32」とすると、後半を「34」でラウンドした。

「最高のスタートだし、ここ数ヶ月間、これを必要としていたんだ」とビェルレガード。「ここのところそれなりのプレーはできていたし、多くの改善もあったんだ。ただ、それを好スコアにつなげることができていなかっただけなんだ」。

「あのホールインワンで少し勢いに乗ることができたし、その直後のホールでバーディを奪って調子を維持でき、今日は良いスコアが出せて良かったよ」。

出だし4ホールで3つのバーディを奪ったオーストリアのヴィースベルガーは、8番でこの日唯一のボギーを叩くも、15番と16番で連続バーディを奪って盛り返した。

「優勝の翌年と言うのは何が起こるか分からないものだけど、ここへ来ると、いつも楽しんでプレーすることができるんだ」とヴィースベルガー。「今日は正しいプレーができたね。良いティショットを打って、狙える位置につけることができたのだけど、ここではそれがカギだから」。

「今日は全ての要素が良かったので、今日のラウンドにはとても満足している。簡単ではなかったよ。少し雨が降ったし、風も出てきた。でも心地良かったね」。

「ボールを前にすると、どんなクラブであれ、どうすべきなのかが判然としている感じだったので、この初めのラウンドには満足しているよ」。

早い時間帯に5バーディ、1ボギーでラウンドしたベルギーのピータースがクラブハウスリーダとなり、その後、1イーグル4バーディ、2ボギーの4アンダーでラウンドしたジェイディーがこれに並んだ。

4アンダーには、12番、2番、3番、そして9番でバーディを奪い、この日唯一となるノーボギーのラウンドを完遂したスペインのアドリアン・オタエギもつけている。

3アンダーにはイタリアのエドアルドとフランチェスコのモリナリ兄弟、イングランドのクリス・ハンソン、そして地元フランス期待のマチュー・デコッチニラフォンが続いている。

2アンダーグループは8人で形成され、世界4位のロリー・マキロイは初日をイーブンパーとし、「マスターズ」王者のダニー・ウィレットは4オーバーと出遅れた。

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