ブランドが首位浮上 ジョンストンとノレンが1打差
2016年 英国マスターズ by Sky Sports
期間:10/13〜10/16 場所:ザ・グローブ(イングランド)
圧巻のブランドが単独首位で週末へ
地元イングランド期待のリチャード・ブランドが金曜にノーボギーの「64」をたたき出し、僅差ながら「ブリティッシュマスターズ」を単独首位で折り返すこととなった。
この日、バックナインで6つのバーディを奪うなど、合計7バーディを奪ったイングランドのブランドは、早い時間帯でクラブハウスリーダーとなったアンドリュー・ジョンストンとアレックス・ノレンを追い抜き、通算11アンダーでリーダーボードのトップへと上り詰めた。
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通算10アンダーの2位タイには2日目をそれぞれ「65」でラウンドしたジョンストンとノレンがつけており、それを1打差でイングランドのトミー・フリートウッドとスコットランドのスコット・ジェイミソンが追う展開となっている。
ヨーロピアンツアー初優勝を狙うブランドは、木曜を「67」でラウンドし、首位と1打差で2日目をスタートした。
すると、43歳のブランドはパー5の2番でバーディを奪い、前半を「34」として後半へ折り返した。
バックナインに入り、がぜん火が着いたブランドは、10番と12番でバーディを奪うと、14番と15番で連続バーディを奪い通算9アンダーまでスコアを伸ばした。
その後、17番で3メートルのバーディを決め、通算10アンダーとしてノレンとジョンストンに並ぶと、最終ホールで5.4メートルのバーディパットをねじ込んで単独首位に躍り出た。
第2ラウンドを終え、ブランドは「すばらしく良いホールアウトだったね。この2日間の締めくくりとしてだけでなく、この3、4カ月の締めくくりとしてすばらしかったよ」と述べた。
「これを続けることができれば、日曜は頂点に立てるんじゃないかな」
「ここであれウェントワースであれ、地元でプレーするときはいつだって家族の声援があるからね。それに友人たちも来てくれるから、余分に声援がもらえるのでいいよね」
10番からスタートしたジョンストンは、11番、15番、そして18番でバーディを奪い、前半を「33」とした。
すると、イングランドのジョンストンは1番で3メートルのバーディパットを決め、通算8アンダーとした。パー3の3番ではボギーをたたいたが、5番から3連続バーディを奪い、見事な盛り返しを見せた。
8番でボギーをたたいたジョンストンは、9番でトリッキーなバーディパットを沈め、通算10アンダーとして同組のノレンと並んだ。
「とてもハッピーだね。昨日は風の中で良いプレーができたと思ったけれど、今日は更に多くのバーディを奪うことができた」とジョンストン。
一方、ノレンは出だし2ホールで連続バーディを奪うと、13番でもバーディを奪った。
17番と18番でもバーディを奪ったスウェーデンのノレンは、1番で3メートルのバーディパットを沈め、二桁アンダー一番乗りを果たした。
その後、5番でもバーディを奪ったノレンは、2位につけていたジョンストンがボギーをたたいた8番で7.5メートルのバーディパットを沈め、3打差の首位に立った。
しかし、ノレンは最終の9番でダブルボギーをたたき、通算10アンダーに後退してこの日のラウンドを終えた。
最終ホールで2打落としながらも、この日のラウンドに満足のノレンは「たまにはああいうこともあるからね。今日については満足している。昨日より断然良いプレーができたから」と述べた。