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順延続きのインド大会 暫定首位で並ぶ3人の戦い方は?

「ヒーローインディアンオープン」はディフェンディングチャンピオンのSSPチャウラシアエディ・ペパレル、そしてカルロス・ピゲムの3人が暫定首位に並んで最終日を迎えた。

初日と2日目は落雷の恐れで、合計4時間の中断が発生した。この日は日没サスペンデッドとなり、暫定首位で並ぶ3人ら多くの選手は第3ラウンドの残りを日曜の朝に終えなければならい。

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同組でプレーしたチャウラシアとペパレルは残り7ホールで通算6アンダーとしたところで日が暮れ、12番グリーンで引き上げたピゲムは、DLF G&CCでプレーが再開されると、決めれば単独首位に抜け出すパットを残している。

1ホールを残しているガビン・グリーンは、この日最後のショットでチップインを決め、首位と1打差で最終日を迎えることになった。

自国のナショナルオープンでは、昨年優勝したほか、2位に4回入っているチャウラシアは、今大会で優勝すると、ヨーロピアンツアー史上、初めて母国でツアー4勝を挙げた選手となる。

2番で短いパットを外してボギーを叩いた38歳のチャウラシアは、4番でフリンジからのパットをねじ込んでバーディを奪うと、9番でもバーディを奪ってスコアを伸ばした。

「予選2ラウンドと同じゲームプランでやり通した。とにかく真っ直ぐ打って、ボールをインプレーに留め、常にチャンスを作り出したいんだ」とチャウラシア。

「緩んだショットを打たないのが鍵。このコースでバーディを奪うのはとても難しいし、ボギーを叩いてしまうと痛いんだ」。

昨季はシード権を失いながらも、Qスクールでなんとか取り戻したペパレルは、今季初の予選通過を果たした大会でヨーロピアンツアー初優勝を狙っている。

スタートから5ホールをパーとしたペパレルは、満足にスタンスが取れずに寄せワンに失敗した6番でボギーを叩いたが、8、9番で連続バーディを奪って首位タイに並んだ。

なお、午前中に第2ラウンンドをプレーした際、イングランドのペパレルは上がり4ホールで3バーディを奪っている。

「今日の自分のプレーからは自信が得られるんじゃないかな。1日を通して好調を保てた。明日もまたこれができるようにトライするよ」。

「グリーンは硬いし、ピンポジションはトリッキーだね。グリーンはディズニーランドのアトラクションみたいなんだ。とても難しい。フェアウェイは狭く、寛大ではないね。良いショットを連続して打たなければならないんだ」。

「今やっていることをやり続けないといけないね。ゲームプランは持っているんだ」。

スペインのピゲムはアイアンプレーが好調で、1、2、7、8番、そして11番とバーディを量産する一方で、ボギーは6番でのひとつ。

「自分のラウンドには大満足だね。この良いプレーを保つことができれば、明日はどうなるのか楽しみだね」とピゲム。

「とても興奮している。今日、途中で止めなければならなかったのは、とても良いプレーができていただけに残念だった。でも、今日はぐっすり眠って、明日また今日と同じような良いプレーができるよう頑張るよ」。

5番で6メートルのバーディパットを沈めたグリーンは、6番と7番では2打目をピンに絡めてバーディを奪い、8番ではバンカーからの寄せワンでバーディを奪った。9番と10番でもショットでピン側につけたマレーシアのグリーンは6連続バーディで首位に並ぶと、16番のボギーで一歩後退した。

通算4アンダーには6ホールを残した北アイルランドのマイケル・ホーイと7ホールを残したイングランドのデビッド・ホーシーがつけている。

通算3アンダーには共に4ホールを残しているスコットランドのスコット・ジェイミソンとフランスのグレゴリー・アブレがつけており、アブレは8番で直角に曲がる12メートルのパーパットをねじ込む芸当を見せた。

米国のピーター・ユーラインは通算1アンダーでクラブハウスリーダーとなっており、同じく通算1アンダーには12ホールを終えた同胞のポール・ピーターソンと、7ホールを残したイタリアのマッテオ・マナッセロがつけている。

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