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2017年 ノルデアマスターズ
期間:06/01〜06/04 場所:バーセベックG&CC(スウェーデン)

パラトーレとオリンがスウェーデンで輝き放つ

風の吹き荒れたバーセベックG&CCを「68」でラウンドしたレナート・パラトーレマックス・オリンが「ノルデアマスターズ」で首位発進を遂げた。

海岸沿いの強風はマルメの林間コースにも影響を及ぼしたが、イタリアのパラトーレとイングランドのオリンは、ウェールズのジェイミー・ドナルドソンブラッドリー・ドレッジに1打差をつけ、首位タイに立って大会の主導権を握った。

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3アンダーにはフランスのベンジャミン・エベール、中国の李昊桐、そしてイングランドのエディ・ペパレルがつけている。

2016年は「レース・トゥ・ドバイ」をキャリア最高となる57位で終えたパラトーレだったが、今季はトップ10入りが「ハッサンIIトロフィー」での1回のみ。

一方、予選会(Qスクール)を通過してツアーの出場権を得たオリンは、ヨーロピアンツアー23回目の出場となる今大会で初のトップ10入りを目指している。

3番と4番でボギーを叩いたパラトーレは4ホールを終えた段階で2オーバーとするも、5番、7番、そして9番でバーディを奪って「35」でハーフターンした。

10番でもバーディを奪ったパラトーレは首位グループに接近すると、パー5の12番でイーグルを奪って首位タイに順位を上げた。その後、16番でバンカーからの見事な寄せワンを見せたパラトーレは、最終ホールで2打差の首位に躍り出るバーディパットがカップの縁に嫌われ、パーでこの日のプレーを締めた。

「今日はとてもいい一日だった」とパラトーレ。

「4ホールを終えて2オーバーと良いスタートではありませんでしたが、そこから18番まではとてもソリッドなプレーができましたので、最終的には良いラウンドになりました。ボギーを2つ叩きながらも良いプレーができていましたので、辛抱強くプレーしなければなりませんでしたし、その甲斐あって5アンダーで回れました」。

「今日の鍵はドライバーでしたね。ここは狭いコースなのでドライバーの調子が重要なのです。今日はドライバーを上手く打てたことが大事でしたね」。

1番でバーディを奪ったオリンは3番でダブルボギーを叩くも、5番、6番、そして8番でバーディを奪って挽回した。11番、そして長いパットをねじ込んだ14番でもバーディを奪ったオリンは、パラトーレと同じく16番でバンカーからの寄せワンを決め、首位タイに立った。

「今日はタフなプレーができた。風が渦巻いていたし、横風が多かったので、クラブ選択が難しかった。でも、最終的には良いスコアでまとめることができたので、とても満足しているよ」とオリン。

「最近は調子が良いし、良いスコアが出ているんだ。パッティングに関しては良い兆しがあるんだ。今はコース上での時間を楽しんでいるよ」。

この大会では2008年から2011年にかけて4年連続でトップ10入りしたドナルドソンは、18番から3連続バーディを奪って上位につけ、6ホール連続パーとした後、9番で長いパットを沈めて好位置をキープした。

同胞のドレッジは前半「37」と、スタートで躓くも、上がり5ホールで4バーディを奪って精彩を取り戻した。5番と6番で連続バーディを奪ったドレッジは、7番で6メートルのバーディパットをねじ込むと、9番ではタップインで楽々とバーディを奪った。

エベーレと李は共に5バーディ、2ボギーで初日をラウンドし、ペパレルは17番でこの日唯一のボギーを叩いた。

2アンダーの8位タイグループにはSSP.チョウラシア、スコット・ヘンド呉阿順、セバスチャン・ソダーベリ、ジェフ・ウィンザー、そしてトム・ルイスがつけている。

ディフェンディングチャンピオンのマシュー・フィッツパトリックと世界5位のヘンリック・ステンソンはイーブンパーで初日をラウンドし、ステンソンと同組のアレックス・ノレンは2オーバーで初日を終えた。

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