母国アイルランドでの活躍を誓うハリントン&ローリー
2018年 ドバイデューティーフリー アイルランドオープンbyロリーファウンデーション
期間:07/05〜07/08 場所:バリーリフィンGC(アイルランド)
「ドバイデューティーフリー アイルランドオープンbyロリーファウンデーション」について知っておくべき5つのこと
2018/07/03 10:37
今週はバリーリフィンGCにて、今季「ロレックスシリーズ」第4戦にあたる「ドバイデューティーフリー アイルランドオープンbyロリーファウンデーション」が開催される。以下は、同大会について知っておくべき5つの事柄である。
高いポイント配当
ヨーロピアンツアーの国際スケジュールは最も盛り上がる時期に突入し、「ドバイデューティーフリー アイルランドオープン」で「ロレックスシリーズ」は折り返し地点を迎える。
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バリーリフィンで開催されるこの大会は、賞金総額が最低700万米ドルの限られた大会で構成される「ロレックスシリーズ」の第4戦にあたる。
また、同大会は先週の「HNAフランスオープン」、そして来週の「アバディーンスタンダードインベストメンツ スコットランドオープン」と、3週連続開催となる「ロレックスシリーズ」の2戦目でもある。
「ロレックスシリーズ」では選手たちへの「レース・トゥ・ドバイ」ポイントの配分が多くなるほか、大会の開催が近づきつつある「ライダーカップ」ポイントもより加算されることになる。
ラームの帰還
今週は世界5位のジョン・ラームが「ドバイデューティーフリー アイルランドオープン」のタイトル防衛を目指してティアップする。
これまで「ロレックスシリーズ」で2勝を挙げているスペインのラームは、そのうちの初優勝を昨年ポートスチュワートGCにて、2位に入ったリッチー・ラムゼイとマシュー・サウスゲートに6打差をつけて達成した。
ラームは昨季最終戦の「DPワールドツアー選手権」で「ロレックスシリーズ」2勝目を挙げているが、これまで「ロレックスシリーズ」で複数回優勝しているのは彼とアレックス・ノレンのみである。
ロリーファウンデーション
メジャー4勝のロリー・マキロイの主催するチャリティ財団であるロリーファウンデーションは、「ドバイデューティーフリー アイルランドオープン」が新たな時代の幕開けを迎えるなか、今年で4年目にして最後となる大会ホストを務める。
ロリーファウンデーションは非営利のチャリティ財団であり、子供たちやその家族の生活にポジティブな影響を与えるべく活動している。
2019年以降、「ドバイデューティーフリー アイルランドオープン」は、アイルランドゴルフの五傑がローテーションで大会ホストを務めることが決まっている。その5人とは、マキロイ、ダレン・クラーク、パドレイグ・ハリントン、グレーム・マクドウェル、そしてポール・マッギンリーであり、今後は成功を収めている「ブリティッシュマスターズ」を手本に、彼らがローテーションする形で大会ホストを務めることになる。
スター揃いのプロアマ
豪華大会には派手なプロアマがつきものであり、水曜にはバリーリフィンにてアイルランドのそうそうたるビッグネームがティアップする。
かつてマンチェスターシティとアイルランド代表でゴールキーパーとして活躍したシェイ・ギブン、ドネガルGAAのキャプテのマイケル・マーフィー、そして記録破りのチャンピオンジョッキーであるAP.マッコイがスポーツ界を代表してプレーする。
更に今週は、BBCストリクトリー・カム・ダンシングのベテランダンサーであるアントン・ドゥベケ、歌手のブライアン・マクファーデンとキース・ダフィ、そして俳優として高い評価を得ているジェームス・ネスビットといったセレブたちもプレーする。
ドニゴールで初開催
今年はアイルランド島で最も北にあるコースの一つであるバリーリフィンGCで初めて「ドバイデューティーフリー アイルランドオープン」が開催される。
同クラブには2コースあり、今週はオールドリンクスの隣のグレイシェイディリンクスに世界最高峰の選手たちが集結する。
見事な砂丘に造成されたグレイシェイディリンクスは、選手のゲーム全体の技量を試す、真の試練の場であり、更に息をのむ海岸の絶景を提供する。
ロリー・マキロイによると、バリーリフィンは「世界で最もタフなリンクスコースのひとつ。とても良く設計されている美しいコースで、ドニゴールはとにかく美しい場所なんだ」とのことである。