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2018年 アルフレッド・ダンヒル選手権
期間:12/13〜12/16 場所:レオパルドクリークGC(南アフリカ)

「アルフレッド・ダンヒル選手権」について知っておくべき5つのこと

2018/12/12 10:54

今週、絶景のレパードクリークCCで開催される「アルフレッド・ダンヒル選手権」について知っておくべき5つの事柄は次の通りである。

席巻する南アフリカ勢

初開催の1995年以降、この大会では11回にわたり南アフリカ人選手が優勝を果たしている。「南アフリカPGA選手権」の名称で開催された第1回大会は、かつての世界ナンバーワンであるアーニー・エルスが優勝を飾ったが、その後、エルス以外の南アフリカ人選手による優勝は2005年にこの大会4勝のうちの最初の勝利を飾ったシャール・シュワルツェルまで10年間待たなければならなかった。大会3勝のエルスとシュワルツェル以外では、リチャード・スターン、ガース・ムルロイ、ブランデン・グレース、そしてブランドン・ストーンがレパードクリークで母国制覇を果たしている。なお、2011年のパブロ・マルティン・ベナビデスを最後に、南アフリカ人以外の優勝者は誕生していない。

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大会連覇達成者

「アルフレッド・ダンヒル選手権」で連覇を達成したのは前出のベナビデスのみである。ベナビデスは、2010年シーズンの大会(2009年12月開催)を通算17アンダーで回り、この大会で4勝を挙げ、さらに2位にも4回入っているシュワルツェルに1打差で優勝した。ベナビデスはその翌年もこの大会でアンソニー・マイケルに2打差をつけて勝利し、ヨーロピアンツアー3勝目を挙げた。今週はブランドン・ストーンが、この大会における南アフリカ人選手として初の連覇達成に臨む。

充実のフィールド

今週はディフェンディングチャンピオンのブランドン・ストーンに加え、何人かの地元南アフリカのビッグネームがレパードクリークでティアップする。25歳のストーン以外では、エルス、グレース、トレバー・イメルマン、シュワルツェル、ディラン・フリテッリ、そしてヘイドン・ポルテウスといった地元勢が出場。アニヒタでの「アフラシアバンク・モーリシャスオープン」を制覇したカート・キタヤマもフィールドに名を連ねているほか、2018年に3勝を挙げたマット・ウォラス、そして「ライダーカップ」で副キャプテンを務めたロバート・カールションも出場する。2018年にチャレンジツアーからの昇格を果たした全選手もレパードクリークに参上する。

絶景のコース

ムプマランガ州のクルーガー国立公園の南境に位置するレパードクリークCCはゲーリー・プレーヤーが設計し、屈指の絶景を誇るレイアウトである。コースは自然に囲まれており、隣のクルーガー国立公園内やフェアウェイ上で、カバ、レイヨウ、水牛、象の姿を見かけることも珍しくない。コース内には名で体を表すクロコダイル川が流れており、クルーガー国立公園を臨むパー5の13番ホールは、ヨーロピアンツアーのシーズンを通して最も美しい景観の一つとなっている。

歴史的快挙

2013年の「アルフレッド・ダンヒル選手権」ではキース・ホーンが歴史にその名を刻んだ。南アフリカのホーンは、同一大会中に2日連続して同じホールでホールインワンを達成したのである。大会2日目、ホーンは192ヤードの12番(パー3)で8番アイアンを使ってエースを達成し、24時間と間を置かずに同じクラブで再びエースを達成した。この12番ホールでは、ホールインワン賞としてBMW 6シリーズグランドクーペが懸賞となっていたが、対象は最終日のみだった。ホーンによる2度のエースは、賞品ゲットには少々早過ぎたのだが、ダンヒルロンドンの親会社であるリッチモント会長のヨハン・ルパートはこの類を見ない達成に敬意を表し、ダンヒルロンドンとBMWからの厚意ということで41歳のホーンにBMWアクティブハイブリッド5の新車を進呈した。

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