「ベルギーノックアウト」で知っておくべき5つのこと
2019年 ベルギーノックアウト
期間:05/30〜06/02 場所:リンクフェンインターナショナルGC(ベルギー)
大会ホストのピータース 2回目の成功へ期待
大会ホストのトーマス・ピータースは1年前の第1回を経験したことで、今年の「ベルギーノックアウト」へ向けて緊張することなく準備を進めることができる。
ヨーロピアンツアーは今年もピータースと彼の家族がホストを務める革新的な大会のため、リンクベンインターナショナルGCを訪れる。
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この大会では、選手たちはまず2日間をストロークプレーでラウンドし、上位64人が9ホールのストロークプレーで行われる週末のノックアウトラウンドへと駒を進める。日曜に準々決勝、準決勝、決勝のすべてが行われる。
昨年の成功を受け、「ISPSハンダ メルボルンゴルフワールドカップ」王者のピータースは大会の開幕を待ち切れずにいる。
「昨年はここで大会が開催されることに少し緊張していた。僕はコースや組織に対する選手たちの反応にナーバスになっていた。というのも、それは僕と僕の家族の評価ということになるわけだけど、反応はとてもポジティブなものだった」とピータース。
「みんなコースを気に入ってくれた。他とは違うコースで、コンディションは良好だし、ファンやボランティアの人々は最高だから、去年はこれ以上ないくらい誇りに思ったし、今年はさらに良い大会になると思うよ」
「僕はこの大会の将来について、とても前向きなんだ。僕はゴルフのトーナメントを運営する上で必要なすべてのことを見ているし、それはもちろん簡単ではないから、僕はこれまで以上に感謝の念を強くした。昨年は大勢の人々が来場するなかで僕らは良い仕事をすることができたから、大会について僕はめちゃくちゃハッピーなんだ」
ヨーロピアンツアー2勝で、メダイナで勝利した2012年「ライダーカップ」欧州代表チームのメンバーだったニコラス・コルサーツは昨年、この大会で準々決勝進出を果たしており、今週も週末の成功へ向け、大会方式の恩恵に授かりたいと思っている。
「とても良いプレーができていると思う。僕は昨年の『ブリティッシュマスターズ』以降、先週まで予選落ちしていなかったんだ。このところ、良い順位で1週間を終える上で重要な土曜に良いプレーができていないけれど、それを抜かすと、とても良いプレーができている」とコルサーツ。
「昨年の大会では多くの成功があった。ひとつは革新的な形式であり、何か違うことをやるのは良かったと思うし、この形式の選択は大当たりだったと思う。昨年は土曜に良いプレーができてとてもうれしかったし、日曜の朝は少し早い段階で終わってしまったけれど、自分のプレー振りには誇りが持てたよ」
トーマス・デトリーは昨年、ピータースと組んでベルギーにワールドカップをもたらしたが、この2人はともにアドリアン・オタエギをアントワープの王座から引きずり下ろすことを狙っている。
デトリーは今年も週末に駒を進めた上で、幸運の女神が微笑むことを期待している。
「去年は少しアンラッキーだった。ストロークプレーでは調子が良かったのに、土曜の朝に負けてしまった。ただ、何でも起こり得るというのは良いことだね。スコアに応じて予選通過を果たし、週末に向けて若干勢い付くことができるけれど、(ノックアウト形式の対戦が始まれば)何が起こるか分からないから。だから楽しいし、今週は今季の流れを変える大会になり得るんだ」とデトリー。
「自分のゴルフは良い感じだよ。僕ら3人、そして僕ら以外のすべてのベルギー人選手が今週プレーすることに興奮している。友人や家族の前でプレーするのは、いつだってすばらしい経験だからね」