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「マッチプレー」デビューは成功 ビクトル・ペレスの前進

ビクトル・ペレス(フランス)は初出場だった「WGCデルテクノロジーズマッチプレー」で、マーク・レイシュマンイム・ソンジェロバート・マッキンタイア、そしてセルヒオ・ガルシアを退けて4位に入った。そのパフォーマンスを今後の踏み台にしたいと願っている。

「全体的に素晴らしい週だった」と、WGCで自己最高位という結果を振り返ったぺレス。「またマッチプレーができて楽しかった。長い間プレーする機会がなかったわけではないけれど、ただ、(欧州ツアーのマッチプレーである)ゴルフシックス、チャレンジツアーのマッチプレーシックスといった大会での経験を生かすことができたので、幸運だった」

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「僕にとって、この形式は本当に楽しい。大きなマッチに臨むことも楽しいし、各マッチ、各ホール、各ショットに絡む戦略的な要素も楽しいね」

彼がこの大会形式を好むのは、レイシュマンと対戦した最初のマッチでの勝利に現れていたが、2日目にラッセル・ヘンリーに敗れたことで、グループステージ突破へ向けて金曜のマッチで2勝目が必須の状況となった。イムとのマッチで序盤から主導権を握ったぺレスは、最終的に2&1で勝利し、スコットランドのマッキンタイアと対戦するベスト16へと駒を進めた。

マッキンタイアに対し、出だし4ホールで3バーディを奪って序盤からマッチを支配したペレスは、この土曜の第1試合で最高のゴルフを展開し、5&4で勝利を収めた。「午前中は、多分、この一週間で最高のゴルフがプレーできたと思う」と振り返った。

「間違いなく、ボブ(マッキンタイア)との対戦は居心地の良さが要素となった。僕らはチャレンジツアーの頃からお互いを知っているし、良い友人関係を築いていると思うから、あのマッチは、それまでの3試合より心地良かった。自分の最高のゴルフがプレーできたと思う」

その後、ぺレスは間違いなくこの週最高と言える勝利を、リー・ウェストウッドとのプレーオフでホールインワンを決めてグループステージを突破したセルヒオ・ガルシアから挙げた。ただ、マッチを終えると疲れが顔を出し始めた。

「見ての通り長い一日になった。早起きしていたし、試合の間の休憩は短く、あまり好ましくないかもしれないけれど、一度座ってしまったので、ちょっとゆっくりした感じになって、また試合に戻らなければならなくなったんだ」

日曜日のプレーを振り返ったペレスは、全てのマッチで必要とされる精神的なエネルギーは、ストロークプレーの大会の最終日の感触と同様だと述べた。

「最終日まで勝ち進むと5日間で7マッチをプレーする。とても長い一週間。どのマッチもストロークプレーの大会の日曜日みたいな感じだったので、今週を振り返って見ると、5日間で日曜のプレーを7回やったような気がするよ」

最終的に大会王者となったビリー・ホーシェルとの準決勝のフロントナインは激闘となり、ともに3ホールずつ奪ってオールスクエアで折り返すも、10番でリードを奪ったホーシェルがそのまま3&2でマッチを制した。

最後に力尽きたペレスは、マット・クーチャーとの3位決定戦を2&1で落としたのだが、本人は世界最高の選手たちが集うフィールドで競うなか、最後の4人まで残ったというポジティブな要素に目を向けている。

「選手として、僕らはハードワークをして、こういう大事な瞬間を迎えられるようにしている。全体として楽しい週だったし、学びもあり、これから前進するための足掛かりになる週だった」

4位フィニッシュを遂げたペレスは、これで公式世界ゴルフランキングを自己最高の30位までランクアップさせた。

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2021年 WGCデルテクノロジーズ マッチプレー



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