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2015年 WGCブリヂストンインビテーショナル
期間:08/06〜08/09 場所:ファイヤーストーンCC(オハイオ州)
アクロンで輝きを放ったローリー
フラストレーションのたまる初日の締めくくりからみごとな立ち直りを見せたシェーン・ローリーが「WGCブリヂストンインビテーショナル」2日目を終え、2位タイで大会を折り返した。
28歳のローリーは木曜の上がり2ホールで2つスコアを落とし、ファイヤーストーンCCでの初日を「70」でラウンドした。
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しかし、金曜の前半を4バーディ、1ボギーの「32」でラウンドしたローリーはこの日のスコアを「66」とし、首位のフューリックから4打差の通算4アンダーで米国のバッバ・ワトソンとダスティン・ジョンソンと並んで2位につけた。
今年の「全米オープン」で9位タイに入ったアイルランド出身のローリーは、自身のスコアには満足しているものの、実際のところ木曜の方が良いゴルフだったと考えている。
「昨日の方が良いプレーができたと感じている。今日はいくつかパットを決めることができただけなんだ。それが鍵だったね」とローリー。
「バックナインでは良いパーセーブがいくつかあったね。3メートル、4.5メートル、そして6メートルのパットを沈めたんだ」
「消耗させられなくて良かったね。昨日同様、今日も今年1年プレーしてきた良いプレーができた。1Wは真っ直ぐ距離を出すことができた」
「昨日はホールに向けてウェッジで打つことが9回か10回あったのに、そのチャンスを生かすことができなかった。それだけに、今日はそれなりのスコアを出せて良かったね」
金曜の早い時間にラウンドしたフューリックは2日連続の「66」でラウンドし、クラブハウスリーダーに。午後に入ってもそのスコアに追いつく選手は現れなかった。
米国出身の45歳は、「もちろん連日の『66』には満足している」と述べた。
「昨日はとても良いラウンドがプレーできたと感じたね。パットが良く決まったんだ」
「グリーンをとらえるべきところでとらえ損なったこともあったけれど、とにかくバーディをたくさん奪うことができた」
「今日はもう少しいい感じになったね。より堅調にボールをとらえることができたし、フェアウェイキープも増えて自信も増したんだ」
「ラウンドの序盤でいくつかチャンスがあり、波に乗れるところだったのだけど、少し足踏みしてしまった」
「そうしたら、17、18、2番とバーディを奪い、ジャンプスタートする感じで、瞬く間に今日のラウンドを3アンダーとすることができたんだ」
「だから全体的には満足だね。今日は正しい方向に進んでいると感じた。自分のスイングに対する自信が更に深まればいいね」
ローリーとワトソンは6バーディ、2ボギーでフューリック同様に2日目を「66」でラウンドし、ジョンソンは上がり6ホールを4バーディ、1ボギーで回り2日目のスコアを「67」とした。
一方、ヘンリック・ステンソン、グレーム・マクドウェル、初日首位のダニー・リーはフューリックから5打差の通算3アンダーで並んだ。
2日目を「69」とし、5位タイにつけた世界9位のステンソンは、フューリックをたたえた。
「僕は昨日と今日、フューリックと同じ組だったのだけど、彼はこのコースで自分のゴルフをうまい具合に管理できているね」とステンソン。
「ここは通常、距離のあるゴルフコースで、彼はロングヒッターではないのだけど、フェアウェイをキープすることが多く、パッティングは美しいし、ショートゲームはいつも通り冴えているんだ」
「間違いなく、彼はそういった武器を最大限に生かしているね」
「このコースは僕にも合っていると感じている。僕の打てるような高い弾道のアイアンショットを打つことができれば、ここの硬いグリーンでもボールを止めることができるからね」
「週末を楽しみにしているよ」
一方、かつての「全米オープン」王者であるマクドウェルは、上位で週末を迎えることに喜びを見せた。
「浮き沈みのある一日だった」とマクドウェル。
「始めの9ホール、というのは今日はバックナインだったのだけど、あそこでは何打叩いてもおかしくなかった。37から42の間でね」
「でも、なんとか踏み止まることができ、僕にとっての始めの9ホールだったバックナインをすばらしい我慢のイーブンパーで切り抜けることができた」
「そして次の9ホール、というのはフロントナインだけど、ここで僕は良いショットを打ち始め、いくつかチャンスを作り出すことができたのだけど、いくつか馬鹿げたミスも犯してしまったんだ。まあ、これがゴルフというものだけどね」
「ラウンドが始まって6、7ホール終えた段階では、『71』で納得できただろうし、週末へ向け、上位に踏みとどまったのだから十分満足だよ」
「上位につけるのはいつだっていいものだよ」
リー・ウェストウッド、セルヒオ・ガルシア、ジャスティン・ローズ、ブルックス・ケプカ、そしてメジャー2勝のジョーダン・スピースは通算2アンダーとして、9選手が並ぶ8位タイで週末を迎えることとなった。