ブルックス・ケプカが新リーグ参戦発表 日本から稲森佑貴も出場へ
2023年から欧州ツアー年間レース上位10選手にPGAツアーカード付与へ
2022/06/29 07:02
DPワールドツアー(欧州ツアー)と米PGAツアーは28日、ツアー間の戦略的な提携を大幅に強化し、新たに13年間の共同運営パートナーシップを結んだと発表した。2023年シーズンからは欧州ツアーの年間ポイントレース上位10人に翌シーズンのPGAツアーカードを付与。今後5年間で欧州ツアーの賞金総額も増加する。
20年11月に結ばれた提携により、PGAツアーは欧州ツアーのコンテンツ制作や国際配信を担うテレビ制作会社「欧州ツアープロダクション」の株式を取得。その出資比率を15%から40%に引き上げるとしている。
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欧州ツアーの最高責任者、キース・ペリー氏は「我々とPGAツアーの戦略的提携の成功に基づき、この動きは50年以上にわたって大西洋の両岸でプロゴルフのゲームに成功をもたらしてきた競争を大幅に強化することになるでしょう。この動きは、選手、ツアー、ファン、そしてゴルフのゲーム全体にとって正しいことであると確信しています」とコメント。
PGAツアーのコミッショナー、ジェイ・モナハン氏も「我々は世界中のファンに最も楽しく、魅力的なゴルフを提供するために変革しつつ、両ツアーとメンバーをさらに緊密に結びつけ、グローバルなスケジュールと主要な商業分野で協力し続けます」と強調した。
サウジアラビアの資金を背景とする新リーグ「LIV招待」に両ツアーのメンバーが相次いで参戦を表明。3週前に英国ロンドンで新リーグ初戦が行われ、新たにブルックス・ケプカやブライソン・デシャンボーといったビッグネームが出場する第2戦(30日~/オレゴン州パンプキンリッジGC)を目前に控えたタイミングでの発表となった。
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