P.ハリントンが、9つ伸ばしたT.ビヨーンをプレーオフで振り切った!
欧州組の意地!P.ハリントン優勝インタビュー
-「これだけの規模の大会でプレーオフになると、どれだけのプレッシャーになるのですか?」
パドレイグ・ハリントン
「私の方が有利だと少しだけ思っていました。というのは、トーマス・ビヨーンはホールアウトしてから随分時間が経っていたのに対し、僕は直前まで同じコンディションの中で18番をプレーしていたので、感覚が残っていました。正直言って、今日はずっとリーダーボードを見ないでプレーした。18番のティショットを終えて、フェアウェイを歩いているときに、トーマスの名前が上位にあったので驚いた。最終日に4から5アンダーで回れれば2位以下に少しは差をつけられていると思っていた。マクドウェルがさほどスコアを伸ばせていないと知っていたので、他の選手が上位に浮上するには7から8アンダーというチャージをかけるしかない。まさかそこにトーマスの名前を見つけるとは思わなかった」
-「リーダーボードを見ないで回るのは難しいのでは?」
パドレイグ・ハリントン
「今週は一度も見なかった。自分のプレーだけに集中しようと決めていたから。でも後から考えて、上がり数ホールをパーセーブできれば大丈夫ではないかと楽観視していた部分があったので、リーダーボードをみて状況を把握しておくべきだったかもしれない。でもプレーオフをトーマスと出来て良かった。僕らは欧州ツアーに入ったときが同じなんだ。賞金ランキングや世界ランキングでも常に競争してきた仲。彼が優勝争いに絡んできて、我々2人でワンツーフィニッシュできたのは本当に良かったと思う。これでトーマスも今シーズンの残りに良い弾みをつけた事だろう」
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