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2013年 ネルソン・マンデラ選手権
期間:12/12〜12/15 場所:マウントエッジコムCC(南アフリカ)

悪天候が続く中、ベッカーが上位へ浮上

この日も競技が中断となった「ネルソンマンデラ選手権」は、ダニエル・ブルックスか首位をキープする中、オリバー・ベッカーがリーダーボードを駆け上ってきた。

7時間の降雨中断に見舞われた水曜日に続き、マウントエッジコムCCは木曜日のこの日も午前中のわずか4時間23分しかプレーすることができず、再び強い雨にたたられてしまった。

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この間、ブルックスの8アンダーを上回る選手はいなかったが、南アフリカのベッカーは、14番を終えた時点で6アンダーまでスコアを伸ばし、フランス人ペアのエドアルド・デュボワ、ロマイン・ワルテと並んで3位タイにつけた。2位には同じくフランス人のフランソワ・カルメルが「63」でつけている。

第1ラウンドの残りは金曜早朝6時から再開の予定で、第2ラウンドは直後の6時40分からスタートする。

水曜日に29歳の誕生日を迎えたベッカーは「ひたすら我慢するしかない。(天候の回復について)僕らができることは何ひとつないからね」と、語った。

「我慢比べが続くこの状況ですが、“みんな同じ条件だから”と、受け入れることができれば、勝負の半分はもらったようなものです」

「正直に言うと、中断してくれて僕はハッピーでした。天候はひどく荒れていて、タフなホールに差し掛かるタイミングだったので。天気が回復してくれれば、いくぶん気軽にラウンドできるので、明日は晴れて欲しいですね」

「今日は重要なパットが何本か決まって、流れが向いてきている感じがする。悪天候の時は、ちょっとした中断が大きな差になる。明日と土曜日の天気予報はすごく良いから、快晴のもとで良いラウンドを重ねたいね」

サンシャインツアー3度の優勝経験を誇るベッカーはわずか「29」ストロークで前半を回り、Qスクール出身のブルックスを射程圏内にとらえた。ブルックスは幸いにも、初日の水曜日に第1ラウンドを終えることができた選手だ。

「あの時は完全に集中していて、(間もなく中断の)連絡を受けたときは18番のティグラウンドにいたんだ」と、26歳のブルックスは振り返った。「連絡を受けたタイミングが良かったと思う。そのまま集中してプレーを続けることができて、結果も良かったからね」

欧州ツアーで優勝経験のある地元の英雄ブランデン・グレースと、ダレン・フィチャートは12番で揃ってバーディを奪い、4アンダーとしてトップ10に入ってきた。しかし前回王者のスコット・ジェイミソンは、5ホールを残して2オーバーと出遅れている。

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