池田勇太は相乗効果?で好発進 同組3人合わせて13バーディ
2018年 ユーラシアカップ
期間:01/12〜01/14 場所:グレンマリーG&CC(マレーシア)
池田勇太、マレーシアの星と欧州撃破「勝てて良かった」
◇欧州アジア対抗戦◇ユーラシアカップ 初日(12日)◇グレンマリーGC(マレーシア)◇7004yd(パー72)
マレーシア期待の星、ガビン・グリーンと組んだ池田勇太は、この日一番多くのギャラリーを引き連れて、トーマス・ピータース(ベルギー)、マシュー・フィッツパトリック(イングランド)組と対戦。17番でグリーンがトドメのバーディパットを沈めて、2&1で勝利した。
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32歳の池田と24歳のグリーン。「ガビンは若いし、気持ち良くプレーできたらと思った」と、ティショットはグリーンが先に打つ作戦。序盤こそ、池田のティショットが乱れて1アップと先行されたが、5番(パー3)で池田がOKバーディを奪ってオールスクエアに戻すと、勝負は拮抗(きっこう)した。
11番(パー5)で池田がイーグルを奪って一時は2アップ。だが、12番(パー3)、14番と取り返されて再びオールスクエアへ。それでも、尻上がりにショットの調子が上がった池田と、パターの冴えたグリーンのコンビが終盤に底力を発揮した。
1アップで迎えた17番(パー3)。先にバーディパットを打った池田の球は、わずかにカップを外れてパー止まり。だが、続くグリーンが、勝負を決めるこのパットをねじ込んで力強くガッツポーズ。チームアジアに1ポイントをもたらした。
「最初は足を引っ張ったところもあったけど、最後は粘り強くできたと思う。すごくチームワークも良かったし、ガビンは本当にパターが良かった。お互いにすごく良いプレーだった。勝てて良かった」と池田は率直に喜んだ。
2日目のフォアサム(1つの球を交互に打つ)もグリーンとコンビを組んで、ラファ・カブレラベロー(スペイン)、アレクサンダー・レビ(フランス)組と対戦する。「みんな頑張っているので、自分たちも頑張りたい」と連勝を狙う。(マレーシア・シャーアラム/今岡涼太)