「SMBCシンガポールオープン」 プラヤド・マークセンの優勝セッティング
2018年 メイバンク選手権
期間:02/01〜02/04 場所:サウジャナG&CC(マレーシア)
52歳マークセン 欧亜ツアー最年長優勝なるか
◇欧州&アジアン◇メイバンク選手権 3日目(3日)◇サウジャナG&CC(マレーシア)◇7186yd(パー72)
14位からスタートした52歳のプラヤド・マークセン(タイ)が5バーディ、ノーボギーの「67」とし、通算13アンダー5位タイに浮上した。首位と2打差の好位置で迎える最終日。52歳5日での優勝となれば、欧州とアジア両ツアーの最年長記録を更新する。
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欧州ツアーの最年長優勝は、ミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)が保持する50歳133日(2014年「スペインオープン」)。アジアンツアーは、ムケシュ・クマール(インド)の51歳126日(2016年「パナソニックオープンインディア」)。
「ここはフェアウェイに置くことが好スコアを出すポイント」とマークセン。2日目から替えたという1Wとパターが好調で、「パッティングもいいし、フェアウェイを多くキープできるようになった」と好スコアの支えとなっている。
16年から加わった日本のシニアツアーでは、別格の強さで2年連続の賞金王に輝く“最強シニア”として鳴らす存在。現在も掛け持ちを続けるレギュラーツアーでも17年1月の「SMBCシンガポールオープン」を50歳358日で制すなど、衰え知らずのパワーと実力を示している。
なお、欧州年長優勝の歴代記録トップ3はいずれもヒメネスが独占。同ツアー21勝を誇る名手の牙城を崩し、歴史に名前を刻むことができるか。
<欧州男子ツアーの最年長優勝記録>
1位 50歳133日 ミゲル・アンヘル・ヒメネス 2014年「スペインオープン」
2位 49歳337日 ミゲル・アンヘル・ヒメネス 2014年「香港オープン」
3位 48歳318日 ミゲル・アンヘル・ヒメネス 2012年「香港オープン」