おしゃれなファッションも人気を呼びそうな今年の新人、ビッキー・ハースト

ミシェル・ウィの活躍で盛り上がりを見せている米国女子ツアー開幕戦の「SBSオープンatタートルベイ」。ウィは、この試合が晴れてLPGAツアーメンバーのデビュー戦となるが、今年は他にもルーキーながら、優勝の期待のかかる大型選手が数多い。

昨年、LPGAの下部ツアーであるフューチャーズツアーで5勝を上げ、賞金女王とルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたビッキー・ハースト（18歳）。数々のアマチュアタイトルを獲得し、昨年の全米女子オープンでは3位タイに入ったステイシー・ルイス（23歳）。日本でもお馴染み、いまや世界ランキング5位の申智愛（20歳）。それぞれの選手が独自のストーリーを持っていて、アメリカのメディアは「これだけの新人が揃う年は、かつて無かった」と、煽り立てる。

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我々日本人にしてみても、大山志保と宮里美香がデビューして、4人の日本人選手がシーズンを通して参戦する。お互いが励ましあい、刺激しあって、日本人選手が優勝する確率も高まってくるはずだ。

石川遼の登場で男子ツアーが活況となり、今年の女子は押され気味になるのかなと思っていたが、少なくとも米国では女子ツアーも大きなポテンシャルを秘めていることが感じられた。ツアーの花形選手だったアニカ・ソレンスタムが引退した翌年に、こうして新人に恵まれるのには、LPGAの運の強さを感じずにはいられない。（編集部：今岡涼太）