B.ジョーンズが今季初勝利 井上信、片山晋呉らも全英出場権獲得
2013年 〜全英への道〜ミズノオープン
期間:06/27〜06/30 場所:JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)
ブレンダン・ジョーンズ、日本で成功する秘訣
2000年に初めて日本ツアーに参戦したブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)は、翌01年から本格的にシーズンを戦い始める。そして迎えた13年、「~全英への道~ミズノオープン」を制して優勝賞金2200万円を獲得したジョーンズは、生涯獲得賞金を8億3005万4474円とし、デビッド・イシイの8億1469万5905円を上回って、外国人歴代1位へと上り詰めた。
「最初に日本でプレーを始めた時は、1位になれるなんて思ってもいなかった。グラハム・マーシュとか、何人もの良いプレーヤーがいたからね。そういうリストの中で1位になれたのは、本当に嬉しいよ」。
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優勝インタビューのために会見場に入ってきたブレンダンは、「ありがとうございます。おひさしぶりです」と日本語で笑いを取った。日本でも多くのファンを持つブレンダンは、成功の秘訣について、「ここにいることが幸せだから。ゴルフコースは自分のプレーにマッチしていると思うし、他にも日本にはたくさん良いところがある。それに、米国や欧州でプレーしていたらオーストラリアに帰るのは難しいけど、日本ならすぐ家族に会えるしね」と、何よりも環境の良さを理由に挙げた。
現在38歳のブレンダンは、今年は40代を見据えて今まであまりやってこなかったというトレーニングにも力を入れている。「新しい趣味は自転車だね。週3回、1日40キロは走っているよ。トレーニングにもなるし、何人かの友達と一緒にやるから楽しみでもあるんだ」。今年1月から本格的に始めると、91キロあった体重は82キロまで一気に落ちた。「キャロウェイが送ってきた服が、全部大きいんだよね」というデメリットはあるのだが・・・。
会見が終わっても、テレビその他の取材にも嫌な顔一つせずに答えるのがブレンダンのプロ意識の高さ。そして、日本でファンを掴みつつある理由だろう。「長尺パター(アンカリング)がダメになるまで、よろしくお願いします」ととぼけるブレンダンだが、実は6月の「ダイヤモンドカップ」が終わった後、オーストラリアで短尺パターを使ってラウンドしたことを教えてくれた。「8アンダーで回りましたよ」と得意げなブレンダン。「でも、次回った時はイーブンだったね」。会見場は再び笑いに包まれた。(岡山県笠岡市/今岡涼太)
今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka
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