当て逃げはいけません!!駐車場での運転にもご注意しましょう
国内女子ツアー第10戦「廣済堂レディスゴルフカップ」の練習日となる23日水曜日。会場の千葉廣済堂カントリー倶楽部でちょっとした騒動が発生した。
練習ラウンドを終え、コースを引き上げようとした表純子、広樹夫妻がクルマに荷物を積み込むとき、異変に気がついた。車の左前方のバンパー部に白いものが付着していたのだ。2人でその白いものを確認すると、どうやらクルマの塗装っぽいので、ゴルフ場関係者を通じ地元警察へ通報した。
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駆けつけた警察官は、事実確認をと事情聴取を行うが、ぶつけたと思われる該当車両は見つからず、どの方向からぶつかったのかなども確証が取れず困惑。そこに通りかかったプロコーチの高岸プロが塗装を見ると「これカートでしょ!」と一言。クルマ自体にへこんだ形跡がないため、ゴルフ場のカートのようなプラスチック製のボディが当たったのではないかという理論だ。
ところが、周囲にあったカートをクルマの塗装と比較すると若干色味が異なる。結局、何がぶつかったのかさえ分からぬまま、現場検証は終了することになった。当てられた表にとっては、穏やかではいられない。「明日のプロアマのキャディはしなくてもいいから、ここで一台ずつ検問やってくれない!?」と夫の広樹さんに言い出す始末。このやり取りは笑い話の冗談なのだが、そのくらいのことをしてでも犯人を見つけ出したい気持ちは本当だろう。
今回の事件も駐車場内ではあるが、あきらかな当て逃げ。当てられた方の立場になれば、速やかに自白し、修理代を持つなどの対処をすべきだ。とくに、練習日ともなれば関係者しか出入りしないので、しらみつぶしに調べれば、犯人を見つけるこも可能だろう。しかし、関係者とわかっているからこそ、自らの非を認め、名乗り出て欲しいものだ。
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