誕生日に自己ベストフィニッシュ!「良かったです」と和田委世子
2007/08/12 17:59
「今週は0か1000万かっていう気持ちで臨みました!」という和田委世子(22)。「最近、調子は良いのに順位は真ん中位っていうのが続いていて…。だから、思い切ってやってみようって決めたんです」。“NEC軽井沢72”大会最終日の8月12日は、自身22回目の誕生日でもあった。「スコアの出るコースだし、もちろん誕生日っていうのもあって気合は入っていましたね」。
その意気込み通り、72-69-69の通算6アンダーで、プロ入り後の自己ベストフィニッシュとなる7位タイで3日間の戦いを終えた和田。「順位をどんどん上げていこうって思っていたので、良かったです」とホールアウト後は笑顔を見せた。
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今週、試合では初めて和田のキャディをしたという、男子プロのバッグも担ぐ関根氏はこう話す。「ゴルフも上手いし、なんでもっと稼げないのかなって思っていました。きっと、考え方なんでしょう。稼げる選手はパターがまず上手い。今日の上がり3ホールも2m位のチャンスにつけていたのに決めきれなかった。そこの差なんだと思います」。
和田も課題は認識している。「もっと伸ばしたいと思っても、自分でブレーキを掛けてしまっている部分がありました。もっと気持ちで入れられると思うし、また頑張って行きたいです」。この勢いで来週の更なるステップアップを誓った。
ホールアウト後は、選手や関係者から祝福の言葉やプレゼントを貰って「良い誕生日になりました」とご満悦だった和田。「でも、これから千葉まで1人で車を運転して帰るのが悲しいです…」。お疲れのところ大変でしょうが、なにとぞ安全運転でお帰りください!(編集部:今岡涼太)
今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka