4年越しのリベンジを果たしたN.キャンベル
2009年 富士通レディース
期間:10/16〜10/18 場所:東急セブンハンドレッドC(千葉)
「予選突破が目標ではない」の言葉に安堵
プロテストに合格後、藤本麻子にとって今シーズン2試合目の出場となった「富士通レディース」。デビュー戦の「マンシングウェアレディース東海クラシック」では予選落ちを喫して涙を流したが、今週は通算3アンダーの12位タイで終え、プロ転向後では初の予選突破&賞金ゲットを果たした。
2日目を終えて予選突破を確定させた時には、「嬉しいです」と素直に喜びを表現した藤本。だが、この日の表情に笑顔は見られない。「昨日は嬉しかったけど、目標は予選突破ではないので…」。最終日はパープレーの「72」と、目標としていた3日間アンダーパーを達成できなかったことに対しても反省の言葉を並べていた。
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アマチュア時代から何度もベストアマチュアを手にしてきた藤本。確かに、もっと上位を狙えると自らも信じているだろうし、活躍を見てきた我々にとっても予選突破ぐらいでは物足りない。2日目から最終日の心境の変化、表情の変化は、改めて頼もしさを感じさせてくれた。
今後は、来季の出場権を争う予選会(QT)へ向けて全力を注ぐ。11月から行われるセカンドQTからの出場となるが、「セカンド、サード、ファイナルの全部のコースを回りたい」と意欲満々だ。輝かしいアマの実績は、一切関与されないプロの世界。まずは長く険しい予選会を突破し、来季への道を切り開いて欲しい。(編集部:塚田達也)
塚田達也(つかだたつや) プロフィール
1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。
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