師匠の言葉が身にしみたのか、いつになく厳しい顔でラウンドする諸見里しのぶ

先週日曜20歳の誕生日を迎えた諸見里しのぶ。即日、神戸六甲に戻り、江連コーチなど仲間がバースデイパーティを開いてくれた。20歳になったら丼で飲んでみたい！と冗談を言っていたが、実際はシャンパン2杯とワイン1杯でもう限界だったそうだ。

諸見里「私、もうこれでゲラゲラ笑いが止まらなくなってしまいました」プレゼントで多かったのが泡盛とワインで、「でもワインは私の誕生年（1986年）に作られたものなど、こだわりの品ばかりで感謝してます」とのこと。

＜＜　下に続く　＞＞

しかし、このめでたいパーティの席上で、師匠の江連コーチからお小言を頂戴し、イマイチ盛り上がりに欠けてしまったそうだ。今年の前半戦、そして日本に帰ってきてからのプレーを見て、あまりの不甲斐なさに溜まらず言ってしまったのだろう。

この言葉が相当身にしみたようで、「今週はくだらないポカをやらないように、堅実なプレーをします」とこぼした。ところで今週の目標は？と聞くと、「うーん・・・。シード権確保はあきらめてません！絶対獲るつもりですよ！この試合で！」と強気の弁。さらに優勝は？とかぶせてみると、「とにかく1ホール1ホール丁寧に攻めて、バーディが獲れるところを確実に獲りたいと思ってます」といつもの元気な答えが返ってきた。

ご両親が来てましたね。なにか20歳になったことで一言ありましたか？という問いかけに「いえ、特にありませんよ。逆に私、もう20歳になったんですから私のほうからプレゼントしなくちゃね！」と、ちょっと泣かせる親孝行な一面をのぞかせた諸見里。今週ツアー初優勝という最高のプレゼントを用意できるのか注目したい。