心機一転の有村、ノビノビと2位発進!
2010年 富士通レディース
期間:10/15〜10/17 場所:東急セブンハンドレッドC(千葉)
止まらぬコリアン旋風、来季も・・・
ここ最近で勢いを増している“コリアン旋風”は、今週の「富士通レディース」でも衰えを知らない。2週連続優勝がかかるアン・ソンジュが、7アンダーで単独首位発進。宋ボベが1打差、ヤング・キムが2打差で続くなど、週末も上位を賑わしそうな様相だ。
賞金女王争いを見ても、アンが2位に4,000万円差をつけてトップを独走。今週を含め、シーズンも残すは7試合のみ。このままでは最終戦を待たずして、いや、もっと前の段階で賞金女王が決定する可能性もある。“女子ツアーの灯を消してはならない”。アンを追う選手の誰もが抱いている想いではないだろうか。
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早くも来年の話になるが、この状況は一過性のものではないだろう。来シーズンの出場権を巡る予選会に、米ツアーで活躍する世界レベルの韓国人プレーヤーが参戦する。今年のアンや朴仁妃らと同じパターン。その中には、09年の米ツアー賞金ランク59位のアン・シヒョンやミーナ・リー(同34位)、パク・ヒヨン(同20位)らが参加を予定しているという。
昨日、予選会の件を聞いた諸見里しのぶは「本当ですか!? また難しくなりますね・・・。頑張るしかないです」と表情を引き締めていた。1993年のベッツィ・キングを最後に、アメリカ人の賞金女王が現れていない米ツアー。アメリカ人は、どのような想いで母国のツアーを見ているのだろうか。ふと、そんな考えが頭をよぎってしまう。(編集部:塚田達也)
塚田達也(つかだたつや) プロフィール
1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。