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国内女子ツアーで今季3勝のツワモノとは?

2009/05/03 10:25

有村智恵の鮮やかな勝利で幕を閉じた「クリスタルガイザーレディス」。国内女子ツアーは今季7戦目を終えたところだが、このツアーで既に今年3勝を上げている人物がいるのをご存知だろうか?

その名はゲーリー・ジョンストン。オーストラリア・メルボルン出身の35歳で、職業はプロキャディ。今週の有村のバッグを担いでいたのが、その彼だ。

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開幕戦の「ダイキンオーキッド」で三塚優子と共に優勝すると、第3戦の「ヤマハレディス」では黄アルムの初優勝に貢献。そして今週は初タッグとなった有村をツアー2勝目に導いた。

有村は言う。「キャディの仕事は凄い真面目にやってくれるし、所々笑かしてリラックスさせてくれる。しょっちゅう冗談ばっかり言っていますね」。そして、常にポジティブ。「ミスしても凄く励ましてくれるし、このライなら全然大丈夫だよとか言ってくれる。今季3勝の理由が分かった気がします」と、大絶賛だ。

ちなみに横峯さくらのキャディを務めるニュージーランド人のジョン・ベネット氏も含めると、今季日本ツアーでは7戦4勝を外国人キャディが挙げている。その2人にキャディとして一番気に掛けていることを聞くと、「リラックスさせること」と、全く同じ答えが返ってきた。

上記2人や、上田桃子のキャディのテリー・マクナマラ氏にも共通するのは、試合が終われば即解散。選手と晩御飯を食べるようなことはほとんど無いということだ。ジョンは、「一緒にご飯を食べるとゴルフの話になってしまう。そんな事はあまり良くない」と強調する。母国語の違いによる必要最低限のコミュニケーションと、適度な距離感。そんな事も、外国人キャディ活躍の一因なのかも知れない。(編集部:今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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2009年 クリスタルガイザーレディスゴルフトーナメント



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