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日本チーム、唯一の勝利を支えた2人の脇役たち

「第11回 日韓女子プロゴルフ対抗戦」の初日、アウェー韓国釜山の地で戦った日本チームは、韓国チームの前に1勝5敗と大きく負け越して初日を終えた。全6試合の中で勝利を挙げたのはわずかに1試合。若林舞衣子森田理香子が組んだそのペアをよく見てみると、意外な人物が彼女たちを支えていたことが分かる。

今週、若林のキャディバッグを担いでいるのは一ノ瀬優希。また、森田のバッグは福田裕子が担いでいる。つまり、4人のプロで韓国チームと相対したとも言えるだろう。

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一ノ瀬は「シーズンオフで試合が無いし、自分よりうまい若林さんや韓国プロのプレーを間近で見られる。絶対に勉強になると思って、やらせてもらいました」と直訴して韓国入り。一方の福田は、「理香子のエースキャディがファイナルQTに行くことになって、“行きませんか?”っていうから、行こうかなと。普段から仲が良いからですかね」と、さらりと言うが、この寒風の中で18番まで戦うことになったのは、想定外だったに違いない。

若林、森田両名もキャディに対しては、感謝の言葉が止まらない。「多分、すごく疲れていると思います。すごく気も遣ってくれているし」と森田。「ひとつひとつ考えて言ってくれるし、自分が選手なので気持ち良くやらせてくれる。すごくいいです」と若林。助けられた部分は「全部です」と口をそろえた。

選手13名にプラスした2人のプロたちの存在。日本チームのまとまりの良さは、こんな選手たちの影響もあるのかもしれない。(韓国釜山/今岡涼太)

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2012年 日韓女子プロゴルフ対抗戦



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