飯島茜の戦績&プロフィール
2013年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント
期間:06/13〜06/16 場所:六甲国際GC(兵庫)
飯島茜の復調に、シンゴの教え有り
2010年大会を制している歴代チャンピオンが、久々にリーダーズボードのトップに名を連ねた。「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」2日目、飯島茜が5バーディ、1ボギーの「68」と4つ伸ばし、通算7アンダーの首位タイに浮上。「久しぶりに良いゴルフができて、マネジメントをしていても楽しかった」と、しばらくぶりの好感触に声を弾ませた。
幼少の頃から父・一男さんの指導を受けてきた飯島だが、現在はコーチを探索中。しかし、「メカニックなのもいいけれど、感性的なものも欲しい」という希望を満たすコーチになかなか巡り会えなかった。そこで教えを乞うたのが、男子プロの片山晋呉。「父とはまったく理論も違うと思ったし、習ったら良いきっかけになると思った」。
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3年前に、一度訪れていたという片山の宮崎合宿。今年の2月に再び足を運び、10日間ほどショットからパットまで直接指導を受けた。そのアドバイス内容は“感覚的なもの”が多く、いろいろな意味に受け止められるものだったという。特にアイアンショットに関しては「私が勘違いして受け止めていたことも多かった」と、シーズン開幕当初は左への引っかける球筋が目立っていた。
それでも自ら考えを深め、感性を研ぎ澄ませながら、「ここ一ヶ月ぐらいでようやくショットが安定してきた」と、徐々にその“勘違い”の差を縮めていった。昨年は安定感に乏しかったアイアンの精度も、「合宿でやってきたことがだいぶ安定してきて、アイアンの縦の距離感が合ってきた」と復調を辿り、今週の好位置へと結びつけた。
ここ何年かは、優勝を目標に立てても“うわべ”だけだったと明かす飯島。「自分の感性も蘇ってきたし、晋呉さんに教わってモチベーションも上がった。秋までには優勝できればいいと思っています」。飯島が立てた今年の優勝への誓いは、これまとは重みが違う。(兵庫県神戸市/塚田達也)
塚田達也(つかだたつや) プロフィール
1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。
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