2025年 BMW女子選手権

ナムダラ、ラッキー6 韓国女子プロのニックネームと大応援団の生態

2025年 BMW女子選手権 3日目 パク・ソンヒョン
裏街道をプレーしながらこの人気。パク・ソンヒョンは大スター

◇米国女子◇BMW女子選手権 3日目(18日)◇パインビーチGL(韓国)◇6785yd(パー72)

朝鮮半島の南西端、ヘナム郡に2009年にオープンしたパインビーチGLはことし、米女子ツアーを初めてホストした。海岸線に27ホールを擁するゴルフ場はクラブハウスもモダンでピカピカ。ただし、首都ソウルからは遠く、最も近い鉄道駅のある木浦(モッポ)という街までは車で50分かかる。

こんなところまで、お客さん来るのかなあ…。開幕前日に首をひねっていたところ、返答してくれたのは畑岡奈紗。「どうですかね、でもパク・ソンヒョンのファンなら来るんじゃないですか」。ツアー参戦9年目。26歳の予想はやっぱり当たっていた。

2025年 BMW女子選手権 3日目 パク・ソンヒョンのファン
横断幕で応援

2017年「全米女子オープン」、18年「全米女子プロ」覇者のパクは32歳。シャープなフェイスラインと真っ白な肌、最近はカーゴパンツに身を包み、ボーイッシュな出で立ちが多くのファンの心をつかんで離さない。「他とは違う」「並外れた」の意味である「ナムダラ」のニックネームを崇拝する多くの応援団がラウンド中、ロープの外を帯同。インスタートの“裏街道”を回った3日目も100人近くを常時引き連れた。

2025年 BMW女子選手権 3日目 パク・ソンヒョン
クールな出で立ち

「クールなカッコよさがあるからなんですよ」と教えてくれたのは、米女子ツアー3勝の野村敏京。日本女子ツアーで選手に声援を送るファンは中年以上の男性が中心だが、こちらは女性の割合が約半数(もっと多いかも)を占める様子だ。

2025年 BMW女子選手権 3日目 イ・ジョンウン6
イ・ジョンウン6もたくさんのファンを抱える選手のひとり

ところで野村は今週、コーチとしてコースに来場。最近、19年の「全米女子オープン」を制したイ・ジョンウン6を指導し始めたという。韓国ツアー参戦前に同姓同名プレーヤーが5人いたことから、“6”を付けた同選手も人気の的。ラッキー7ならぬ、「ラッキー6」の愛称がファンの間で定着し、サポーターのキャップにはロゴが光る。ちなみに“5”までの選手には特別な呼ばれ方はないそうだから、ニックネームはやはり人気の高さの証明と言えそう。

2025年 BMW女子選手権 3日目 キム・ヒョージュ
大ギャラリーを引き連れるキム・ヒョージュ

キム・ヒョージュの大応援団「シューティングスター」は、そろいのえんじ色のキャップが目印。メジャー3勝のチョン・インジのニックネーム「フライングダンボ」の黄色いグッズを身にまとうファンも幅を利かせている。最近では20年「全米女子オープン」優勝のキム・アリムが「クイーン・アリム」として売り出し中。こちらは自ら名付けたという噂だ…。(韓国・ヘナム郡/桂川洋一)

2025年 BMW女子選手権 3日目 チョン・インジのファン
チョン・インジのファン
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桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール

1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。X(旧Twitter): @yktrgw

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