ピン「G425」ドライバー発表 ツアー投入したプロの評価は?
ピンの最新モデル「G425」シリーズのオンライン発表会が31日に行われ、契約プロの鈴木愛、比嘉真美子、塚田好宣が登場。前週のツアーからドライバーを実戦投入した新クラブの印象を語り、性能をアピールした。
鈴木は前週の国内女子ツアー「ニトリレディス」で、ヘッド体積445ccのロースピンタイプ「G425 LST」(ロフト10.5度)を投入した。鈴木は、前作でも「G410 LST」(450cc)を使用。「あまり大きいヘッドは好きではないので、LSTは小ぶりでコントロールしやすい。これに替えて飛距離が出たし、コントロール性も良かったので、即コレにしようと決めました」。シャフトは純正の「アルタ J CB スレート」(硬さS)を選択。「ここ数年、純正シャフトとの相性が良いので使っています。コントロールしやすいし安心感がある」と評価した。
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同大会でスタンダードタイプの「G425 MAX」(ロフト9度)を投入した比嘉は、「ヘッドが大きい(460cc)ので安心感があるし、振ってもストレートのボールが出やすい」とのこと。シャフトは、こちらも純正の「ピンツアー173-65」を使用。「どのヘッドと組み合わせてもクセがないし、とにかく振りやすい」と相性は抜群のようだ。
塚田は、前週の国内シニアツアー「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」で「G425 LST」(ロフト9度)を投入し、優勝には惜しくも届かなかったものの2位の好成績でフィニッシュ。「フェースに食いつくような打感が良いですね。打感で“飛んだ”と分かるし、自分へのフィードバックができるのも好き。『MAX』と『LST』のどちらにしようか悩み中です」と言葉にした。
現在は国内外の多くの契約プロたちがテストを重ねており、海外ツアーを転戦中の渋野日向子は、帰国が予想される10月以降にテストを行う予定だという。