アディダス ZG1のギアカタログ
ダスティン・ジョンソンも即投入 アディダスの超軽量スパイクシューズ
アディダスは5日、本格ツアースパイクシューズ「ZG21」を19日に発売すると発表した。公式オンラインストアでは先行予約も受け付けている。
「ZG」は「Zero Gravity(ゼロ・グラビティ)」の略。昨年2月に発売したスパイクレスシューズ「コードカオス(CODECHAOS)」が国内ゴルフシューズ販売金額シェア28%とナンバーワンを達成。ヒット作のノウハウも生かして機能面を妥協せず、限界まで軽量化した。
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軽量ながら安定性を格段にアップさせる硬質のメッシュ素材「トリベラメッシュマイクロファイバー」など素材の異なる4 層構造の「スプリントスキンアッパー」をはじめ、最新技術の粋を集めた。
ミッドソールにはランニングシューズ、バスケットボールシューズに使われる「ライトストライク」をゴルフシューズで初めて搭載。一般的な合成樹脂より約40%軽く、高い反発性能をもたらす。外足部の「スタビリティフィン」がスイング時のパワーを受け止め、かかと部分に内蔵のウレタン系素材「ブーストコア」がスパイクシューズ特有の突き上げ感も軽減している。
アウトソールはショットでより圧がかかる場所の硬度を高めた「デュアルデンシティアウトソール」に加え、スパイクレスの技術を応用した突起を配置。スイングにおける横方向の動きに対しては地面に深く刺さって強いグリップ力を発揮する一方、歩行は快適でグリーンも傷めないという。
ボアモデルとレースモデル(靴ひもタイプ)があり、ボアモデルにはボア社と共同開発の「トライラップテクノロジー」を採用。外層のY字型のストラップを含む二重構造がアッパーの膨張を防いで強靭(きょうじん)な蹴りを可能にしつつ、絶妙なフィット感を保つ。
PGAツアーでは1月「セントリートーナメントofチャンピオンズ」から契約プロが即実戦投入。世界ランキング1位ダスティン・ジョンソンは「初めて試したとき、あまりの軽さに驚いた。プロになってからずっとアディダスのシューズを履いているけど、まだ進化して、こんなに軽くて快適でグリップ力も安定感もあるシューズを作れるなんてすごい。どんなレベルのゴルファーにも勧められるよ」と太鼓判を押した。
シューズのサイズと重量(ボアモデル、片足)は、メンズが24.5~28.0cm、390g(25.5cm)。レディスは22.5~26.0cm、325g(23.0cm)。公式オンラインストアでの販売価格はボアモデルが2万2000円、レースモデルが1万8700円(いずれも税込)。問い合わせはアディダスお客様窓口 0570-033-033。