「X」と「JGR」を集約 ブリヂストンが「B1/B2 ドライバー」発表
ブリヂストンスポーツ株式会社(本社・東京都中央区)は、新たに展開する「B」シリーズより、「B1(ビーワン)ドライバー」「B2(ビーツー)ドライバー」「B-Limited B1(ビーリミテッド ビーワン)ドライバー」の3機種を9月17日に発売する。
同社は2016年より「ツアーB」シリーズとして、ゴルファーのタイプ別に「X」と「JGR」の2モデルを用意。隔年で交互に発売され、最新1Wには「ツアーB X ドライバー」(2020年)と「ツアーB JGR ドライバー」(2019年)がある。この2つの系譜を「B」シリーズに集約し、新たなラインアップで展開する。
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3機種に共通する大きな特徴としては、フェースの一点を内側から金属ネジで支えて反発力をルール上限近くまで高める「サスペンションコア(SP-COR)」が進化した点だ。ネジの素材をアルミからチタンに、またフェースを押さえる先端部分をポリマーからチタンに変更し、ポリマーはネジに内蔵させてインパクト時の振動を緩和。従来モデルに比べてフェースを押さえる効果を高めることで高初速エリアが拡大し、より飛距離性能が向上したという。
同社によると、「B1 ドライバー」は「ツアーB X ドライバー」の特性を継ぎ、操作性と直進性を両立させたモデル。ヘッド後方には「アジャスタブルカートリッジ3.0」と呼ばれる弾道調整機能を搭載し、9gのウェイトを5つのポジション(フェード2、センター1、ドロー2)にセットすることで、スイングに合わせた調整ができる。
「B2 ドライバー」は「ツアーB JGR ドライバー」の特性を継ぎ、オートマチックな動きとつかまりの良さが魅力。ヘッド後方のヒール側に約18gの固定ウェイトを配置する「D.B.D ドローバイアスデザイン」を採用し、重心角と慣性モーメントを上げることで、ブレにくいヘッドに仕上がっているという。
カスタム専用となる「B-Limited B1 ドライバー」の基本構造は「B1」と同じ。よりつかまりを抑え、さらに強く叩ける仕様になっている点が異なり、プロや上級者の要望に応えたモデルとなっている。
3機種ともにヘッド体積は460cc、ロフト角は9.5度と10.5度。シャフトは「B1」が「ツアーAD BS-6」で、ほか特注専用が4種類。「B2」が「ディアマナ BS 50」「エア スピーダー BS for Wood」「ディアマナ PD 50」「スピーダー NX 50」で、ほか特注専用が2種類。「B-Limited B1」が特注専用5種類。税込価格はシャフトとの組み合わせで変わり、「B1」と「B-Limited B1」が8万2500円~、「B2」が7万7000円~。問い合わせはブリヂストンお客様コールセンター(0120-116613)まで。