「ステルス」シリーズ2月4日発売 テーラーメイドが発表
テーラーメイドゴルフ(本社・東京都江東区)は12日、2022年の最新モデルとなる「STEALTH」(ステルス)シリーズのドライバーを2月4日に発売すると発表した。『新しい“カーボンウッド時代”が始まる』のキャッチコピーが示す通り、カーボンフェースの採用を特徴としており、モデル名は20年以上にわたり秘密裏に開発が進められてきたことに由来するという。
ヘッドタイプは、スタンダードの「ステルス ドライバー」、スライド式ウェイトを搭載する低スピン仕様の「ステルス プラス ドライバー」、ドロー仕様の「ステルス HD ドライバー」の3種類。ヘッド体積はすべて460ccで、「ステルス プラス」は一部店舗での販売となる。
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深紅に彩られたフェースは、軽量カーボンを60層に重ね合わせて製造されたもの。従来のチタン製よりも強度が高く、たわみ量が大きいフェースの開発が可能となり、ボール初速のさらなる向上を実現するという。そのフェース全面には、スピン量を最適化する役割を担うポリマーコーティングが施されている。
また、チタンに比べてフェース重量が44%も軽量化されたことで、ヘッドの重心設計の自由度が飛躍的にアップ。得られた大きな余剰重量をヘッド周辺に最適配分し、より低重心でミスヒットに強い寛容性を備えることに成功した。重量配分は打音と打感の追求にも寄与しており、従来のチタンと同等以上の心地よいフィーリングを得られるという。
一方で、従来モデルから複数の機能も継承された。ミスヒット時の曲がりを軽減する「ツイストフェース」、スイング時の空気抵抗を減らすソール部の突起「イナーシャ ジェネレーター」、反発性を高めるソール部フェース寄りの溝「スピードポケット」など、独自の新旧テクノロジーが融合されている。
標準シャフトはいずれも三菱ケミカルとの共同開発シャフトを採用し、「ステルス」と「ステルス HD」は「TENSEI RED TM50」、「ステルス プラス」は「TENSEI SILVER TM50」を装着。税込価格は「ステルス」と「ステルス HD」が8万6900円、カスタムシャフトは10万6700円。「ステルス プラス」が9万200円、カスタムシャフトは11万円。同シリーズのフェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンも同日発売する。問い合わせはテーラーメイドゴルフカスタマーサービスコール(0570-019-079)まで。