スパイクでもスパイクレスでもない? アディダス「TOUR360 22」登場
アディダスジャパン(本社・東京都港区)は、同社ゴルフシューズのフラッグシップモデル「TOUR360(ツアー360)」の新作「TOUR360 22」を発表した。レースモデル(紐)とBOAモデル(ダイヤル式)の「TOUR360 22 BOA」がラインアップされ、レースモデルは2月10日、BOAモデルは3月10日よりアディダス公式オンラインストアや取扱店舗にて販売する。
スパイクでもスパイクレスでもない、それぞれの特長を両立させた新しいジャンルのアウトソール「スパイクモア」を搭載したのが最大の特徴で、あらゆるゴルファーに高い次元のパフォーマンスをもたらすという。
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液状のTPU(熱可塑性ポリウレタン)素材を型に流し込んで成型した柔軟性のある「タービン」(鋲)が、プレー中の動きに応じて性能をオートマチックに変化させる。歩行時はバネのように反応してクッション性をプラス。スイング時はアウトソールに負荷がかかることで羽のような部分が広がり、タービン内部やソールの突起物が剥き出しになることで、スパイクのように強く地面を噛むグリップ力を発揮する。
フィット性の向上に向けては、足を自然に全方位に動かせる構造を求めてラスト(木型)から見直しが図られた。クッション性と反発性に富んだBOOST(ブースト)を採用するミッドソールに足が沈み込む新構造により、シューズがまるで足の延長であるかのような感覚を生むという。特にかかと部分は、クッション性、快適性、サポート力をより強く感じられる構造になっている。
プロトタイプの開発段階から関わった「東京五輪」男子ゴルフ金メダリストのザンダー・シャウフェレは、「このゴルフシューズにどれだけの細工が施されているのか一目見てすぐに分かるというのが、とてもユニーク。スイング時にとても重要な役割を果たしているし、良いゴルフシューズは自信をもたらしてくれる。ベストパフォーマンスを発揮するのに必要な性能を備えている」とコメントしている。
価格はいずれもオープン。それぞれレディスモデルを用意。問い合わせはアディダスゴルフお客様窓口(0570-033-033)まで。
●TOUR360 22
サイズ:24.5cm~28cm (0.5cm刻み/一部カラーは29、30cm)
重量:460g (片足/25.5cm)
カラー:フットウェアホワイト/コアブラック/ブルーラッシュ、フットウェアホワイト/フットウェアホワイト/シルバーメタリック、フットウェアホワイト/カレッジネイビー/シルバーメタリック、コアブラック/コアブラック/アイアンメタリック
●TOUR360 22 BOA
サイズ:24.5cm~28cm (0.5cm刻み/一部カラーは29、30cm)
重量:455g (片足/25.5cm)
カラー:フットウェアホワイト/コアブラック/ブルーラッシュ、フットウェアホワイト/シルバーメタリック/ビビッドレッド、コアブラック/コアブラック/アイアンメタリック
●WOMEN'S TOUR360 22
サイズ:22.5cm~26cm(0.5cm刻み)
重量:400g (片足/23cm)
カラー:フットウェアホワイト/シルバーメタリック/ターボ、フットウェアホワイト/フットウェアホワイト/オールモストピンク、グレートゥー/フットウェアホワイト/パルスミント
●WOMEN'S TOUR360 22 BOA
サイズ:22.5cm~26cm(0.5cm刻み)
重量:390g (片足/23cm)
カラー:フットウェアホワイト/シルバーメタリック/ブルーラッシュ、フットウェアホワイト/フットウェアホワイト/オールモストピンク、グレートゥー/フットウェアホワイト/パルスミント