究極の飛びを追求 マジェスティ12代目「プレステジオ」7月発売
マジェスティゴルフ(本社・東京都千代田区)は、フラッグシップモデル「プレステジオ」の最新作「プレステジオ XII(トゥウエルブ)」を7月22日に発売する。1998年に登場した初代からシリーズ12代目となり、ドライバーからアイアンまでのフルラインアップで展開する。
同シリーズのドライバーは約47.5インチ(※)を標準の長さとしてきたが、「プレステジオ XII ドライバー」は2022年から施行された規制に伴い46インチにシフト。長尺シャフトによる飛距離のアドバンテージを欠きながらも、新テクノロジーを随所に注入することで前作を超える“究極の飛び”を実現したという。
<< 下に続く >>
ヘッドにおいては、クラウン部を前作のカーボンからチタンに変えてフルチタン構造を採用した。軽量のカーボンは低重心化を図れる一方で、他素材との接合部で生まれるエネルギーロスや強度の低下を問題視。チタンの薄肉化(最薄0.3mm)によりカーボン複合と同等の重心設計を可能とし、高い強度とエネルギー効率を備えるヘッドに仕上げた。
また、フェース裏面に滑らかな肉厚変化と放射・同心円状に広がる凸部を施すことで、より広範囲にわたり反発性を高めることに成功。ソール部には、ヘッドの空気抵抗を減らす空力設計を新たに取り入れた。
オリジナルシャフト「LV-750」は、トップの位置で“タメ”を作りやすい全体的にしなる剛性設計。手元部に配合されたタングステンパウダーがしなり戻りを加速し、先端部の超高弾性カーボンが安定したインパクトに導くという。
ヘッド体積は460cc。ロフト角は9.5、10.5、11.5、12.5度。税込価格は25万3000円。フェアウェイウッド(3、4、5、7番)は17万3800円。ハイブリッド(3、4、5、6、7番)は10万4500円。アイアン(5本セット/7~10番・PW)は39万500円。全てレディスモデルを用意。問い合わせは、マジェスティゴルフ株式会社(03-6275-6300)まで。
※ゴルフ規則に基づく「60度測定法」による。同社が前作まで採用していた「ヒールエンド法」によるカタログ値は47インチ。