“内柔外剛”化を促進 タイトリスト「プロV1」「プロV1x」23年モデルが発売
アクシネット ジャパン インク(本社・東京都港区)は、世界のツアートーナメントでの使用率ナンバーワンを誇るタイトリスト「プロ V1 ボール」「プロ V1x ボール」の新モデルを、2月3日から販売すると発表した。
新たなプロ V1・プロ V1xは、「ハイグラディエントコア」と呼ばれる、内部から外側に向かって剛性を高めた新コア(中心部)を採用。ロングショット時の強い衝撃をやわらかく受けとめながら、スピン量を低減させることで、21年モデルを超える飛距離性能の向上を図った。
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ケース層(コアとカバーの間の層)は、高弾性で薄いアイオノマー素材を使用し、ボール初速を向上させるとともに、さらなるスピン量低減に貢献。カバーはソフトな打感を生む「キャストウレタン・エラストマー」という独自素材を前作と同じ容量で使用し、グリーン周りでの優れたスピン性能を発揮させる。
一般的にツアーモデルと呼ばれるスピン系ボールは、カバー素材に摩擦力が高くやわらかいウレタンを使用し、強い衝撃でも潰れ過ぎない硬めのコアを採用する“内剛外柔”が基本。近年発売のプロV1・プロV1xでは、内側がやわらかく(柔)、外側が硬い(剛)傾向を取り入れ、スコアアップを目指すゴルファーの変化に対応し、今作はその流れをさらに促進させる提案となった。
ディンプル数は、大幅に増加させた21年モデル(「プロ V1 ボール(2021年)」「プロ V1x ボール(2021年)」)と同じ388、348を継続しつつ、ミクロ単位の微調整によって、内部構造の変化に合わせて最適化。風に負けない力強い弾道を生む「プロV1」と、理想的な高めの弾道を生む「プロV1x」の特性を引き出す。
「プロ V1」は3ピース、「プロ V1x」は4ピース構造。どちらも価格はオープン。問い合わせはアクシネット ジャパン インクお客様相談ダイヤル(0120-935-325)。