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シリーズ初の中調子でクセのない「TENSEI Pro Blue 1K」誕生

三菱ケミカル(本社・東京都千代田区)は、「1K(ワンケー)クロス」と呼ばれる、薄く緻密な織り目のカーボン素材を採用したシャフト「TENSEI Pro(テンセイ プロ) 1K」シリーズの第3弾モデル「TENSEI Pro Blue(ブルー) 1K」を、7月14日に発売する。

「TENSEI Pro 1K」シリーズの特徴は、フィット感の強い織物状の素材「1Kクロス」を手元側に配置することで、しなやかなフィーリングをもたらし、エネルギーロスを最小限に抑える点。2021年に低弾道&低スピンで直進性の高い弾道を生む第1弾「TENSEI Pro WHITE(ホワイト)1K」、22年にカウンターバランス設計でライトな振り心地を得られる第2弾「TENSEI Pro Orange(オレンジ)1K」を発売してきた。

第3弾となる「―Blueー」は、過去2モデルがどちらも元調子だったのに対し、シリーズ初の中調子設定。クセがなく全体的なしなりで素材のしなやかさを実感しやすく、適正な打ち出し角とスピン量を得られるという。

海外ツアーでは、松山英樹がテスト使用したことでも話題となり、発表前から注目されていた。国内ツアーでは、池田勇太がドライバーと3Wに装着し、すでに「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」で使用している。

同社担当の秋田恭資氏によると、「『―White』『―Orange』より全体のしなりを感じやすく、インパクト前後で自然と後押ししてくれるようなモデル。同社の初代『ディアマナ』シリーズから続く“青”の系譜を受け継ぎ、どんなスイングタイプでもボールの上げやすさを体感でき、スペックを調整すればヘッドスピードを問わず、多くのゴルファーにマッチする特性です」と、そのクセのなさを一番の特徴に挙げた。

ラインアップは「50」が硬さR、S、X、TX/52~56.5g。「60」がR、S、X、TX/59~64.5g。「70」がS、X、TX/68.5~74.5g、「80」がS、X、TX/80~84g。税込価格は5万5000円。問い合わせは、三菱ケミカルシャフト代理店 株式会社エストリックス(03-3851-8101)まで。

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