「SPEEDER NX」シリーズ3代目は力強い印象を与えるブラックのカラー

藤倉コンポジット株式会社（本社・東京都江東区）は、操作性と安定性を両立した先中調子シャフト「SPEEDER NX BLACK （スピーダー エヌエックス ブラック）」を9月7日に発売する。

2021年に初登場した「SPEEDER NX」シリーズは、女子プロの渋野日向子をはじめ国内女子での使用率が高い人気のカスタムシャフト。1代目「SPEEDER NX」のブルーと2代目「SPEEDER NX GREEN」のグリーンに続く3代目は、力強い印象を与えるブラックのカラーが採用された。

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過去2モデルはどちらも中調子であったが、今作ではシリーズ初の先中調子で、ボールのつかまりと高弾道を生み出す性能は、これまで以上となっている。

その半面、先調子系のデメリットとされてきた安定感の無さや当たり負けを起こすイメージは、「NX」シリーズ最大の特徴である「VTC（VARIABLE TORQUE CORE ヴァリアブル トルク コア）」テクノロジーを継承することで払拭している。

「VTC」とは、部分的にトルクを締めることで、単一的な動きではなく緻密に特性をコントロールする独自の新技術。初代「SPEEDER NX」では先端と手元側、「―GREEN」では手元側のみ、今作では先端から中間部にかけてのトルクを締め、ヘッド挙動を安定させることで、操作性の向上を図った。

また、先端剛性を前作より高めたことにより、当たり負けせずにヘッドの位置が一定になった。そしてインパクト時の打点ズレを抑え、左右のバラつきも軽減された。スイングの再現性が高まり、正確さと安定性が向上するという。

製品ラインアップは40g台（46.5～51g）がR2（硬さ、以下同）、R、SR、S。50g台（53.5～58g）がR、SR、S、X。60g台（64～67g）がSR、S、X。70g台（75g、76.5g）はS、X。税込価格は4万4000円。問い合わせは、藤倉コンポジット株式会社（03-3527-8433）まで。