番手ごとに最適な重心位置を設計

テーラーメイドゴルフ（本社・東京都江東区）は、番手ごとに求められる飛距離性能とコントロール性能を両立した中空構造アイアン「P790」を9月8日に発売する。

2017年に初登場した同名モデルの4代目。大きな特徴は、番手ごとに最適な重心位置を調整するヘッド設計『FLTD ・CG デザイン』を採用したこと。ロングアイアン（3～5I）では33gのタングステンウエートを低重心に設置することで高弾道を実現し、飛ばしやすさを追求した。ミドルアイアン（6・7I）ではトウ部分に38gのウエートを設置。さらに広いスイートエリアを設けることにより直進性の向上と高い寛容性を両立し、狙いやすさを高めた。ショートアイアン（8I～P）にはウエートを設置せず、重心を上げることでスピンコントロール性能が向上し、ボールの止まりやすいヘッドに仕上がった。

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バックフェース内側部分の厚みをディンプル形状(凹みを設ける）に設計し、軽量化に成功。生まれた余剰重量を番手別に再配分して高慣性モーメント化を促進し、最適な重心設計を追求した。また、番手別にフェース面の厚み配分を最適化することで、ミスヒットへの寛容性を高めた。3～7Iには同社独自のテクノロジーである「貫通型スピードポケット」が採用され、フェース下部のミスヒットにおいても無駄なスピン量を抑制し、高初速を維持するという。

ロフト角は7番で30.5度。シャフトは「NS プロ MODUS3 TOUR 105」と「NS プロ950GH neo」、「ダイナミックゴールドEX Tour Issue」と「MCI 80 for TaylorMade」を用意。税込価格は「MCI 80 for TaylorMade」が5本セット（6番～PW）で16万5000円、単品（4・5番）は3万3300円。その他が5本セット（6番～PW）で15万9500円、単品（4・5番）は3万1900円。3番はカスタム専用での販売となる。問い合わせはテーラーメイドゴルフカスタマーサービスコール（0570-019-079）まで。