濡れたライからの対応力が向上 テーラーメイド「MG4 ウェッジ」9月発売
テーラーメイドゴルフ(本社・東京都江東区)は、「MILLED GRIND(ミルドグラインド ※以下MG)」シリーズの最新モデル「MG4 ウェッジ」を9月8日に発売する。
「MG」シリーズは、2017年に登場した初代「MG」以降、コンピュータ数値制御システムによるCNC精密加工の施された「ミルドグラインドソール」が特徴のウェッジ。一本一本を精密に削ることでショット時の抜けの良さを実現し、安定感をもたらすシリーズとして、多くのツアープロから支持を得ている。
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最新作「MG4」では、シリーズ初となる高性能レーザー処理技術を採用し、細かなミーリング溝をより深く掘ることに成功。スコアラインに対して斜めに入った深い溝が“排水溝”のような役割を果たし、フェースとボールの間に入る水や芝を逃がすことで、濡れたライからのショット時でも乾いた状態に近いスピン量を維持するという。
また、「MG2」から採用しているノーメッキ仕様「RAW フェーステクノロジー」も継続。レーザーミーリングとの相乗効果により、安定して高いスピン量を生み出す。
形状は、前作「MG3」と比べ、全体的にやや丸みを持たせたフォルムに変更。トップライン(フェース上部)をわずかにラウンドさせ、ネックからフェースにつながるラインを滑らかにした。フランジ(ソールの出っ張り)部分の厚みを増量したことで、マイルドな打感にも仕上がっている。
ヘッド仕上げは、太陽光の反射を抑える効果をプラスした「ツアーサテンクローム」と、色落ちしにくい塗装技術を配した「ツアーQPQブラック」の2種類。ロフト角は46~60度(2度刻み)で、バウンス角の異なる3種類のソール形状(スタンダード/SB、ロウ/LB、ハイ/HB)をラインアップ。シャフトは「ダイナミックゴールド EX Tour Issue(S200)」「NSプロ モーダス3 TOUR 105(S)」「NSプロ 950GH neo(S)」で、税込価格は全て2万9700円。問い合わせはテーラーメイドゴルフカスタマーサービスコール(0570-019-079)まで。